レーダアメダス

計算機環境もボチボチ整って，冬休みに入って講義も一休みということで，慌ただしい年の瀬に本格的な研究の第一歩を踏み出す．

今夏の金沢での豪雨を解析するためレーダアメダスのデータを可視化．
2004年の新潟・福井豪雨の解析の時にも同じデータを使って，その時にはデータを読むのにかなり苦労したものの，どうやらデータフォーマットが変わっていて（Grib2になっていた），さらに付属のサンプルプログラムで問題なく変換できたので，あっさりGrADSでプロットできた．

ちょっと前に試しにWRFで数値実験したときは，かなり局地的な降水しか再現されなかったが，レーダアメダスの分布をみると，強い雨はある程度の広がりがあったらしい．MTSATの赤外画像や水蒸気チャネルを見たときも広く雲があったと思う．いずれにせよ色々と解析せねば．


そういえば今夜はクリスマスイブですね．
角間は冷たい雨ですが，メリークリスマス．

東京往復（年末年始第一弾）

年末年始の東京往復第一弾．
今回は友人の結婚式と東大での打ち合わせ．

友人の結婚式は東京・代官山のレストランにて．
ミシュラン二つ星とのことで，とてもおいしいお料理でした．

東大では，アジアモンスーン開始などに関する議論．
これまでも週一ペースでSkypeで議論をしたり，投稿準備中の原稿を送ってもらい読んだりしていたが，やはり直接説明を聴くと理解の深まりが違う．新たな観点による結果を知り，新たな課題を見つけることもできた．年3～4回くらいのペースでこうした機会を持とうということになった．角間ではできない議論なので非常にありがたい．
モンスーンメカニズムの研究は細々とやっていこうかと思っていたものの，やはりやるべきことを見つけてしまうと取り組まないわけにはいかないなぁと思う．他にもやりたいことがたくさんあるし，何とかやりくりせねば．

10月末の日帰り東京往復はかなりしんどかったものの，今回は休日も挟んで4泊5日だったのでだいぶ楽だった．やっぱり泊まりがいいなぁ．

遠隔指導

年度途中での異動となってしまったため，途中まで指導していた学生の研究を引き続きみてあげなくてはならないのですが，IT技術の発達のおかげでSkypeとMicrosoft Sharedviewというソフトで東京―金沢間でも研究指導をしています．

今日は学生と一対一ではなかったので，Polycomのシステムを使いましたが，ビデオ会議システム一式だと数百万円したりするのが，PVXという個人のPC用のソフトなら３万円弱で購入できます．ウェブカメラを購入して総額４万円弱でビデオ会議ができるのですから，本当にお手軽です．

そのぶん，前任地の先生とも打ち合わせが入るのですが・・・
それでも移動時間と旅費の節約になると思えば大助かりです．

これからどの程度の頻度でビデオ会議をすることになるのやら．

GCOM Symposium

気象学会のMLでGCOMシンポジウムの案内が送られてきました．
GCOMというのは宇宙航空研究開発機構（JAXA）の気候変動観測ミッションの
ことで，色々なセンサーで水蒸気や雲，CO2，海洋などなどを観測し，得られた
データを用いて研究します．

打ち上げはGCOM-Wが2011年，GCOM-Cが2013年の予定だそうですが，
自分もデータを使って研究しようと考えているので参加したいなぁ．

横浜で開催らしいけど，どうしようかな．

計算機環境

10月の金沢大学着任から早や2ヶ月半，
ようやく計算機環境が整いつつあります．
とりあえず自分の居室でセットアップしていた
ワークステーションとRAIDを計算機室に移動．

演習室の机みたいなのの上に置いてあるけど，
近いうちにラックとか入れて整理したいな．
配置とか耐震工事とか，他の先生に相談せねば．