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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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タイトルだけ読むとミサイル「を」観測するような感じですが,ミサイル「で」台風を観測するという話題.MSNニュースより.
香港の中国系紙文匯報(電子版)によると、中国は今月3日夜、華南方面に向け南シナ海上空を移動中だった台風22号に対し、地対地戦術ミサイル神鷹(SY)400を海南島から発射する実験を初めて実施した。(MSNニュースより)
ということで,お隣中国でのお話しです.なかなかに型破りな感じですねぇ.
台風上陸前の科学的データを収集したそうですが,あっという間に通過してしまいそうですし,どのくらいの数のデータがとれたんでしょう.非常に興味のあるところですが,なかなかデータ公開はされないでしょうねぇ.

正直なところ観測としての有効性には疑問を感じますが,突飛なアイディアによって新しい発見がなされるかもしれませんし,侮ってはいけないかもしれませんね.
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マイペースながら更新しようと思っていながら,前回の記事から一ヶ月以上経ってしまいました.
この一ヶ月は金沢に来てからいちばんしんどかったですが,何とか乗り切ったという感じです.ひさびさに「やればできるもんだ」という感触を得ました.これでちょっとはキャパシティが広がっていればうれしいです.

さぁ,本日から新学期ですが,先に述べたとおり一山越えた感のためかちょっと気が抜けたような感じです.とはいえやるべきことは次々待ち受けているので,ささっと気持ちを切り替えましょう.

と思っていた矢先,プリンタが壊れました.いきなり出鼻をくじかれた感じです.
まぁよくよく考えると,金沢に来て以来使っていたので7年を過ぎていますし,とりあえず印刷できれば良いということで確か6000円程度の機種だったので,十分がんばってくれましたが.
プリンタの寿命はどのくらいなのか気になったのでちらっと調べたところ,使用頻度などにもよりますが,3~5年程度のようです.メーカーのサポートも5年くらいでなくなるようです.
なので,私のプリンタも十分役目を果たしてくれました.お疲れ様です.

ということで,新学期も始まったということでプリンタも新調することにしました.とはいえ印刷できれば良い,というスタンスですので7000円くらいのものです.
心機一転,がんばっていきましょう.
海の水は水温が上昇するにつれて膨張し,また,氷床や氷河の融解によって海面上昇が生じますが,それが将来は100cmを超えるものになるだろうとの話題.MSNニュースより.
地球温暖化による海面上昇についての最新データが示しているのは、今後100~200年間で100センチ以上の上昇が起きるのは避けられないということ──。米航空宇宙局(NASA)の科学者チームが26日、このような発表を行った。(MSNニュースより)
海洋に関して現在わかっていることを考慮すると,最低100㎝の海面上昇は避けられないとのこと.ただしそれには100年かかるか,さらに長い期間がかかるかはわからないそうです.
ちなみに,急激な氷床の崩壊が生じた場合,100~200年で3mの海面上昇もあり得るとのこと.

研究チームが着目しているグリーンランドの氷床は,過去10年で年平均3030億トンの氷が流出したそうです.これがどのくらいのインパクトなのかわかりませんが,なんだかすごそうな数字に聞こえます.

で,そのグリーンランドの氷床に関してですが,昨日のサイエンスポータルに以下のような話題が出ていました.
現在観測されている太陽活動の低下により、2025年ごろ以降にグリーンランドの気温が上昇する可能性が高いことが、国立極地研究所の研究チームによって明らかになった。これまで指摘されていた温室効果ガスによる気温上昇に太陽活動の影響が重なることで、これまで考えられていたよりも早くグリーンランド氷床の融解が進むことが懸念される、と研究チームは言っている。(サイエンスポータルより)
二つの記事が続けて出たのはたまたまかと思いますが,ふたつのことから考えると,けっこうな規模の海面上昇が,そこそこ早い時期に生じる可能性があるということでしょうか.
すぐにピンとこないかもしれませんが,顕著な海面上昇により,沿岸域では海岸が失われたり,河川の下流では洪水のリスクが高まるなど,見過ごせない影響があります.

どの時期のことを考えるかにもよりますが,様々な研究による知見を組み合わせて,早い段階で詳しい評価を行う努力が必要かと思います.

地球に生物が誕生して以来,数度の大量絶滅期というのがあったらしいですが,現在,6度目の大量絶滅期に直面しているとの話題.Yahoo!ニュースより.

地球では過去5億年の間に、恐竜など生物種の大量絶滅期が5度到来したが、現在は6度目の大量絶滅期を迎え、人類を含む全ての種が危機にさらされている-。こんな衝撃的な研究論文が11日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表された。人類の活動による自然環境の破壊が進む現在の地球の状況は、過去の大量絶滅の原因となった気候の激変と類似していると分析。「生物は急激に変化する状況への適応が間に合わず、絶滅する」とし、種の頂点に立つ人類も例外ではないと警鐘を鳴らしている。(Yahoo!ニュースより)

気候変化の兆候のようなものは感じられるようになっているものの,これが生物の絶滅につながるといわれても,にわかには信じられないわけですが,それほどのインパクトとなり得る環境の変化であるということは頭の片隅に置いておいても良いのかもしれません.

こうした大胆ともいえる主張は,本当かどうかよりも,考え,議論すべき大切なことなのだ,ということとして受け止めるのが正しい読み方なのかなと思います.当然,過剰な反応をして偏った考えにいくつくようなことにならないよう,現状の認識と,その主張がどこまで適用されるものなのかをしっかりと理解したうえで考えねばなりません.

ということで,盲目的に信じるというよりは,そのような説にもつながるほどの環境変化であることを意識して,地球環境を考えるきっかけになればという感じでしょうか.

AOGS Annual Meeting 2日目.本日は発表です.

昨日は午後にちょっと雨が降ったものの一日を通して良い天気だったのですが,今日は朝からけっこうな大雨でした.宿から会場までは歩いて20分くらいなのですが,大雨の中を歩いていくのはビショビショになりそうなので,タクシーで移動です.

発表は初日のあさイチのセッションなので,あんまり人も来ないのではないかと思ったのですが,そこそこ聴きに来てくれていました.
肝心の発表の方はというと,まだまだ多くの開発・改善の余地があり,研究としては初期段階にあるということで,深い議論まではできませんでした.ああしよう,こうしようということはたくさんあるので,それらにどんどん取り組んで良いものにせねばいけません.

知り合いもけっこう来ているかなぁと思っていたのですが,思ったよりも少ないようで,日本からの参加者もあんまり多くなさそうでした.
私の参加したセッションには,かなり前にご一緒させていただいた気象研の方がいて,今回発表した衛星データ同化の研究をされているので,色々議論することができました.
雲や水蒸気に関する衛星データ同化の研究に取り組んでいる方はあまり多くないので,とても参考になりました.これからも色々勉強させてもらいたいと思います.

ということで早々に発表を終え,あとは気楽に発表を聴いたりです.
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