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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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本日の北陸は少々荒れたお天気でして.窓から見える山々はうっすら白くなっているなぁと思っていたら,金沢でも強い風と雷に加え,ごく短時間ですが霰が降りました.このところ朝晩寒くなってきましたからねぇ.眺めるには良いですが,暮らすには少々不便な季節がやってきます.

今冬は寒くなるという季節予報もありましたし,雪も多いのかなぁ.まぁそれも北陸の宿命として受け入れて,雪と寒さの中でささやかな楽しみや喜びを感じられるようになりたいものですなぁ.
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新しく入れた観測機器についてメーカーの人が取扱い説明に来てくれました.
実際は屋外観測に使用するもので,今日は動作確認等のため屋内で軽くいじったくらいですが,機械を動かすとちょっとワクワクしますねぇ.

他にも新しく使ってみようと思っている機器もあって,来年度から実際に行う観測が今から楽しみです.もちろん大事なのは観測すること自体ではなく,その結果をどう生かすかですが,ワクワクするというのも研究には欠かせない要素のはずなので,そう感じる活動は少しでも多く持ちたいですな.

研究はうまくいくことばかりではありませんが,気持ちが萎えなければ,なんとかがんばれますから.
ユネスコによる科学白書で日本の研究開発が減速しているとの報告がされたとのこと.
国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長が来日し、11月に最新版が公表された「ユネスコ科学白書」について会見した。白書の刊行は5年ぶりで、世界の主要国・地域における科学技術の動向を各国の専門家35人が分析している。(MSN産経ニュースより)
記事では日本における政府による研究開発への投資の消極姿勢や博士課程修了者の減少などが紹介されている一方,韓国や中国の活躍について触れています.

日本の科学研究をとりまく現状はそのように評価されるというのは良しとして,果たしてそれが問題なのか,問題であるとすればどのようにすれば解決できるのかを考えることが大切です.
個々の研究者は当然がんばって研究に取り組む必要がありますが,「もっとがんばれ」だけでは解決しないのは明かです.

科学は実際に研究する科学者と,それを支えてくれる人と資金によって発展するものだと思いますが,今の日本は他の先進国に比べてサポートが弱いようです.暖かなサポートが得られるその日まで,なんとかふんばりましょう.
昨日から松江工専のH先生にお越し頂き,島根県の河川を対象に分布型流出モデルの構築準備中.

当初,江の川を対象にしていたものの,対象流域下流部が非常に平坦であることから,地形データから河道網を作成することが困難であったり,自然河川としてはつながっているものの管理上は別流域となる部分があって,うまく流域界が設定できないなどの問題があり,河道網や流域界の作成が比較的容易そうな斐伊川を対象とすることに.

地形データや入力データを作成し,モデル実行までこぎつけたものの,うまくモデルが動いてくれず,結局時間切れ.せっかく松江から6時間かけて来て頂いたのに,申し訳ない次第です.
で,H先生がお帰りになったあとモデルのコードをちょっと確認したら,一部の設定に不具合があったことがわかり,ちょっと修正したら無事動きました.根本的な問題でもなく,とりあえず良かったです.

今までは北陸の河川を対象にモデルの準備を進めており,急峻な地形での河道網作成や流域設定は比較的容易でした.今回は全く異なる地形特性を持つ流域が対象ということで色々悩みましたが,良い経験になりました.当然のことながらモデル構築に際しても,河川や流域特性を理解しておくことが不可欠なわけで,そうした知識をこれから少しでも多く身につけたいものです.
中央合同庁舎にて第2回XバンドMPレーダに関する技術開発コンソーシアム会合.

試験運用とコンソーシアムメンバーへのデータ配信が開始されたということで,これまでの観測結果を用いた精度検証やいくつかの研究グループからの進捗状況・今後の予定などが説明されました.

国交省による観測精度検証結果では,XバンドMPレーダが従来のCバンドに加え精度が良好であることや,各観測サイトの特性などが紹介され,手法の適用方法なども一部説明があったので,理解が深まりました.まだレーダのことは勉強を始めたばかり(というか始めようとしかかっている程度)の私ですが,多少の知識があったので話もなんとなくわかりました.が,もっとしっかり勉強しないといけません.

研究グループからの進捗紹介等では,観測特性やレーダ観測を用いた流出予測など様々な話題でしたが,いずれも面白いものでした.どれも専門性の高い内容で,深いところまで理解することはできていないとは思いますが,今後どうするかなど考えるにはとても有益でした.

今後本格的に研究を進めるようになると,色々困難にもぶつかると思いますが,非常に良い刺激を受けることができ,やる気がでる会合でした.がんばらねばいけませんな.
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