×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先週は東京でモデル習得に取り組んでいましたが,さすがに二日間では厳しいものがあり,目標にしていたところまで進めることができませんでした.データの前処理などはだいぶ終わったので,メールのやりとりで動かせるところまで行きたいと思いますが,果たしてどうなることやら.
それはさておき,国交省RSSより「第1回洪水等防災情報フォローアップ検討会」というニュースがあったのでのぞいてみました.既に2月16日に公開されていたようですが,なぜいま頃RSSに来たのか.と思っていたら本日更新があったためのようです.
要約すると洪水情報をどのように提供することが望ましいかということですが(そうとう要約しました),これまでの情報提供体制や情報発信基準,テレビやラジオ,携帯電話,現地でのアナウンスなどなどしてきました,ということが細かにまとめられていて,なるほどと思いましたが,果たしてこれだけの活動がどれだけ社会に認知され,浸透しているのかというと,あまり広まっていないのではないかと思いました.
不勉強な私にも責任はあるのかもしれませんが,そういう私のような人間は洪水情報を取得できないがために水害にあっても良い,と排除されるのは遠慮したいと思います.水害が生じるのは全て行政のせいなどと言うつもりは毛頭ありませんし,むしろ一般の人々も意識を高く持ち,場合によっては何らかの責任を果たす必要もあると考えていますが,せっかくの行政の活動であれば,それがきちんと生かされるようにすべきだと思います.その点で,まだ十分な活動がなされていないのではないかと思いました.
また,自分が情報利用者であったとして,知りたいのは結局「自分がいる場所が危険なのか?逃げるとしたらどこへ行けばよいか?どう行動すれば良いか?」ということです.雨や流量の情報が大切なのはわかりますが,それに何らかの解釈を与えるというのは,一般の人々には難しいと思います.それほど資料を詳しく読んだわけではないので,何ともいえませんが,やはり最終的にはいかにわかりやすい情報として,きちんと伝えるかということだと思います.
それはさておき,国交省RSSより「第1回洪水等防災情報フォローアップ検討会」というニュースがあったのでのぞいてみました.既に2月16日に公開されていたようですが,なぜいま頃RSSに来たのか.と思っていたら本日更新があったためのようです.
要約すると洪水情報をどのように提供することが望ましいかということですが(そうとう要約しました),これまでの情報提供体制や情報発信基準,テレビやラジオ,携帯電話,現地でのアナウンスなどなどしてきました,ということが細かにまとめられていて,なるほどと思いましたが,果たしてこれだけの活動がどれだけ社会に認知され,浸透しているのかというと,あまり広まっていないのではないかと思いました.
不勉強な私にも責任はあるのかもしれませんが,そういう私のような人間は洪水情報を取得できないがために水害にあっても良い,と排除されるのは遠慮したいと思います.水害が生じるのは全て行政のせいなどと言うつもりは毛頭ありませんし,むしろ一般の人々も意識を高く持ち,場合によっては何らかの責任を果たす必要もあると考えていますが,せっかくの行政の活動であれば,それがきちんと生かされるようにすべきだと思います.その点で,まだ十分な活動がなされていないのではないかと思いました.
また,自分が情報利用者であったとして,知りたいのは結局「自分がいる場所が危険なのか?逃げるとしたらどこへ行けばよいか?どう行動すれば良いか?」ということです.雨や流量の情報が大切なのはわかりますが,それに何らかの解釈を与えるというのは,一般の人々には難しいと思います.それほど資料を詳しく読んだわけではないので,何ともいえませんが,やはり最終的にはいかにわかりやすい情報として,きちんと伝えるかということだと思います.
PR
本日も東京に滞在.朝から晩までモデル修得に励みました.
夜,ぼちぼち帰ろうかと思っていた頃に修士の学生が部屋に来て,昨年修了した後輩も出張帰りに近くに来ているとのことで夕食へ.
近くのカレー屋へ行くことになり,その道すがら出先からの帰りの電車ですでに一杯ひっかけている後輩の饒舌に聞き入る.彼女は建設系コンサルに務めており,今回は河川堤防の安全評価基準に関する調査を担当したそうで,その技術的な解説をしてくれました.お酒が入っていたせいで一気に話して疲れていましたが,よく勉強しているなぁというのが率直な感想でした.そして,何よりその話を嬉しそうにしていて,食事の途中も「仕事楽しいですぅ」としきりに言っていましたし,充実した日々を送れているのだなと我が事のように嬉しくなりました.
土木工学科を出た私の周りには当然のことながら建設関係の仕事に就いている友人も多いですが,彼らに共通することは愚痴らしい愚痴がないということです.きっと現場や設計の場で大変なこともあると思いますが,それ以上のやりがいと達成感を感じられるから,多少の嫌なことは吹っ飛んでいるのだと思います.金融や保険業界で働く友人は,おそらく収入は建設業よりも高いと思いますが,けっこう愚痴ります.仕事の成果が具体的な形にみえるかどうかは,精神衛生上大事なことのように思います.
仕事の話の他にも,この3月に修了する後輩の卒業旅行の話や,就職後の話,さらには地方が自身の力で活性化するにはどうしたら良いかといった大きな話まで,途切れることなく話していました.
気がつけばあっという間に2時間くらい,アルコールも入っていないのによく話したものだと思います.楽しい時間はすぐに過ぎるというものです.
たまにはそんなふうに,とりとめもなく語る夕べを.
夜,ぼちぼち帰ろうかと思っていた頃に修士の学生が部屋に来て,昨年修了した後輩も出張帰りに近くに来ているとのことで夕食へ.
近くのカレー屋へ行くことになり,その道すがら出先からの帰りの電車ですでに一杯ひっかけている後輩の饒舌に聞き入る.彼女は建設系コンサルに務めており,今回は河川堤防の安全評価基準に関する調査を担当したそうで,その技術的な解説をしてくれました.お酒が入っていたせいで一気に話して疲れていましたが,よく勉強しているなぁというのが率直な感想でした.そして,何よりその話を嬉しそうにしていて,食事の途中も「仕事楽しいですぅ」としきりに言っていましたし,充実した日々を送れているのだなと我が事のように嬉しくなりました.
土木工学科を出た私の周りには当然のことながら建設関係の仕事に就いている友人も多いですが,彼らに共通することは愚痴らしい愚痴がないということです.きっと現場や設計の場で大変なこともあると思いますが,それ以上のやりがいと達成感を感じられるから,多少の嫌なことは吹っ飛んでいるのだと思います.金融や保険業界で働く友人は,おそらく収入は建設業よりも高いと思いますが,けっこう愚痴ります.仕事の成果が具体的な形にみえるかどうかは,精神衛生上大事なことのように思います.
仕事の話の他にも,この3月に修了する後輩の卒業旅行の話や,就職後の話,さらには地方が自身の力で活性化するにはどうしたら良いかといった大きな話まで,途切れることなく話していました.
気がつけばあっという間に2時間くらい,アルコールも入っていないのによく話したものだと思います.楽しい時間はすぐに過ぎるというものです.
たまにはそんなふうに,とりとめもなく語る夕べを.
以前,気候シナリオ利用タスクグループという,次期温暖化実験の出力データをどのように活用していくかという打ち合わせに関して書きましたが,本日はその関連で,次期IPCC5次レポートに向けたモデル比較のための枠組みに関してどう対応していくかという打ち合わせが東京でありました.
気候シナリオ利用タスクグループの記事では,これから実施される日本国内での温暖化実験結果を活用するために私が参加する「データ統合・解析システム」がお手伝いするということを書いたかと思いますが,この温暖化実験結果は,Coupled Model Intercomparison Projectというプロジェクトで他国のデータと一括管理され,モデルの性能評価や温暖化の影響研究などに活用されます(次期プロジェクトをCMIP5といいます).そして,その研究成果は気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次レポート作成のためにも活用されます.
ということで,CMIP5に向けた温暖化実験結果(データ)の公開に関しても準備が必要で,そこで私が参加する「データ統合・解析システム」(DIASといいます)での活動と協力しようということになったのでした.DIASは大規模かつ多様な地球環境データのアーカイブと解析機能を併せ持つシステムを構築し,社会に価値ある情報を創出するという活動で,その実績から温暖化実験結果の有効活用にも一役買うことになり,CMIP5対応にも関わることとなりました.
CMIP5ではデータ容量が膨大で全てのデータを一か所で管理することが困難なため,主要データをアーカイブするGatewayとなるサーバとある程度限定されたデータを持つノードを構築し,その間でデータと情報のやり取りをするというシステムを採用する予定で,そのノードのひとつをどのように構築するかということを議論しました.システムはEarth System Grid(ESG)というCMIP3でも採用されていたものを利用しますが,現在バージョンアップ中で,さらに良くなるようです(詳細はこちら).
議論は技術的なことからプロジェクトのスケジュールなど多岐にわたるものでしたが,現時点では様々な不確定要素があるため,これといった結論は出ませんでした(結論の出る類の話ではないかもしれませんが).システムに採用される予定のESGも最終版ができるのは数ヶ月後とのことなので,すぐ着手する必要は必ずしもないのかもしれませんが,世界中の関心も高い温暖化研究とIPCC次期レポート作成に大きく関わる活動なので,きっちりやらないと.責任はそこそこ重大,なはずです.
気候シナリオ利用タスクグループの記事では,これから実施される日本国内での温暖化実験結果を活用するために私が参加する「データ統合・解析システム」がお手伝いするということを書いたかと思いますが,この温暖化実験結果は,Coupled Model Intercomparison Projectというプロジェクトで他国のデータと一括管理され,モデルの性能評価や温暖化の影響研究などに活用されます(次期プロジェクトをCMIP5といいます).そして,その研究成果は気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次レポート作成のためにも活用されます.
ということで,CMIP5に向けた温暖化実験結果(データ)の公開に関しても準備が必要で,そこで私が参加する「データ統合・解析システム」(DIASといいます)での活動と協力しようということになったのでした.DIASは大規模かつ多様な地球環境データのアーカイブと解析機能を併せ持つシステムを構築し,社会に価値ある情報を創出するという活動で,その実績から温暖化実験結果の有効活用にも一役買うことになり,CMIP5対応にも関わることとなりました.
CMIP5ではデータ容量が膨大で全てのデータを一か所で管理することが困難なため,主要データをアーカイブするGatewayとなるサーバとある程度限定されたデータを持つノードを構築し,その間でデータと情報のやり取りをするというシステムを採用する予定で,そのノードのひとつをどのように構築するかということを議論しました.システムはEarth System Grid(ESG)というCMIP3でも採用されていたものを利用しますが,現在バージョンアップ中で,さらに良くなるようです(詳細はこちら).
議論は技術的なことからプロジェクトのスケジュールなど多岐にわたるものでしたが,現時点では様々な不確定要素があるため,これといった結論は出ませんでした(結論の出る類の話ではないかもしれませんが).システムに採用される予定のESGも最終版ができるのは数ヶ月後とのことなので,すぐ着手する必要は必ずしもないのかもしれませんが,世界中の関心も高い温暖化研究とIPCC次期レポート作成に大きく関わる活動なので,きっちりやらないと.責任はそこそこ重大,なはずです.
ぼちぼち(私にとっては)新しい研究を始めるために,このところ土地利用やら土壌分類やらのデータを集めたりしていたのですが,ようやくその目途がついてきました.果たしてそれらが使えるものなのかどうかは別の話ですが・・・
土地利用や土壌分類といった情報のデジタルデータはあまり公開されていなかったような.と思っていたのですが,国土交通省から様々なデータが公開されていました.しかもGISソフトで直接開ける,あるいはファイルフォーマットの変換ツールもあわせて公開,という形で.素晴らしい.
ということで,データは集めたので,その内容はどんなものか確認せねば.とはいうもののGISソフトは持っていません.が,今はフリーのGISソフトなどがあるらしく,とりあえずプロットできるだけで良いのでESRIジャパンから配布されているArcExplorerをダウンロード&インストール.
で,プロットしてみると…おぉ~それらしいデータではないですか.私の場合,それらのデータは境界条件などに過ぎず,これからそれを色々と加工したりしなければならないので,そちらがうまくいくか,格闘しなければならないのですが.とはいえかなり簡単に国土情報を可視化できるものですねぇ.ノートPCでも簡単に動いたので,特別な環境がなくここまでできると,あとは工夫次第でレポートや自由研究などに使えそうですねぇ.
ということで参考になるリンクは以下のとおり.
・各種国土情報:国土交通省 国土計画局GIS HP(ファイル変換ツールも提供)
・土地分類など:国土交通省 土地・水資源局 国土調査課
・GISソフト:ESRIジャパン(ArcExplorerのページ)
試しに作った画像はこんな感じ↓です.石川県の各自治体のレイヤー(メッシュ)に自然公園地域のレイヤー(赤)を重ねてみました.
(クリックで大きくなります)
データ検索から画像作成までにかかった時間は約8分でした.簡単ですねぇ.便利な世の中になりましたが,人間はそのぶん楽をするのではなく,できた時間で頭を使って考えるようにしましょう.
土地利用や土壌分類といった情報のデジタルデータはあまり公開されていなかったような.と思っていたのですが,国土交通省から様々なデータが公開されていました.しかもGISソフトで直接開ける,あるいはファイルフォーマットの変換ツールもあわせて公開,という形で.素晴らしい.
ということで,データは集めたので,その内容はどんなものか確認せねば.とはいうもののGISソフトは持っていません.が,今はフリーのGISソフトなどがあるらしく,とりあえずプロットできるだけで良いのでESRIジャパンから配布されているArcExplorerをダウンロード&インストール.
で,プロットしてみると…おぉ~それらしいデータではないですか.私の場合,それらのデータは境界条件などに過ぎず,これからそれを色々と加工したりしなければならないので,そちらがうまくいくか,格闘しなければならないのですが.とはいえかなり簡単に国土情報を可視化できるものですねぇ.ノートPCでも簡単に動いたので,特別な環境がなくここまでできると,あとは工夫次第でレポートや自由研究などに使えそうですねぇ.
ということで参考になるリンクは以下のとおり.
・各種国土情報:国土交通省 国土計画局GIS HP(ファイル変換ツールも提供)
・土地分類など:国土交通省 土地・水資源局 国土調査課
・GISソフト:ESRIジャパン(ArcExplorerのページ)
試しに作った画像はこんな感じ↓です.石川県の各自治体のレイヤー(メッシュ)に自然公園地域のレイヤー(赤)を重ねてみました.
データ検索から画像作成までにかかった時間は約8分でした.簡単ですねぇ.便利な世の中になりましたが,人間はそのぶん楽をするのではなく,できた時間で頭を使って考えるようにしましょう.
本日は本学の卒業式でした.ということで,そんな様子がふるさとメディア・北國新聞にも紹介されていました.
金大の学位記・修了証書授与式は二十三日、金沢歌劇座で行われた。学部卒業生、大学院修了生合わせて二千五百八十五人が、金沢で身に付けた知識や思い出を抱いてそれぞれの新たな道へ踏み出した。(北國新聞より)
学内ではなく,劇場を借りて学位記・修了証書授与式を開催するなんて,なかなか豪華な感じがしますねぇ.一度くらい見てみたい気もしますが,さすがに一般の教職員は出席できないのかも.
私の所属する学科では個別に謝恩会を催し,研究室でも送別会でした.が,私は残念ながら欠席させて頂くことにしました.
というのも,日に日に勢力を増しつつある花粉にやられてしまいました.一昨日くらいから寝起きに喉の痛みが生じるわ,体にも痛みがあるわで,これはもう花粉症ではなくて風邪なんではないかという感じになってしまいまして.謝恩会は良いとして,研究室の学生さん達とはわずかではありますが一緒に過ごした時間もあるので,とても残念です.
来年度からは研究指導もあるので,その学生さんたちが卒業するときの送別会には出ないわけにはいきません.来年からは学生の門出をしっかりお祝いできるよう花粉対策&体調管理を万全にしたいと思いますです.
直接言えなくて申し訳ありませんが,この場を借りて,おめでとうございます.
Access
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
最新記事
(05/31)
(05/30)
(05/09)
(04/27)
(04/15)
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[11/23 fake bvlgari womens watch]
[11/12 fake love cartier Bangles]
[08/04 bvlgari diamond ring]
最新トラックバック
アクセス解析