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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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原油価格急落を受け,北陸電力が電気料金を引き下げるそうです.
北陸電力は二十九日、原油価格の急落を受け、四月分の電気料金を引き下げると発表した。標準家庭用モデルで、月額六千六百六十七円となり、現行より百五十九円安くなる。二〇〇七年四月以来、二年ぶりの値下げで、家庭用では一九九六年に燃料費調整制度が導入されて以来最大の下げ幅となる。(北國新聞より)
金沢に暮らす私も北陸電力さんにお世話になっているので電気料金の値下げは嬉しいですが,さほど大幅ではなし,家計への影響は大きくなさそうです.
多量の電気を使う工場などは恩恵を受けるかもしれませんが,それによって今までより多くの電力を使うということになると環境への負荷も大きくなりそうですね.まぁ経済不況下では多くの電力を使えるというよりも,コスト削減になるということのメリットの方が大きいかもしれませんが.

そうした経済状況でなければ,やはり多くの電力が使われるようになるんですかね.安いと環境への負荷がかかりそうだし,高いと経済への負担がかかるということですが,環境対策や低炭素社会の実現には,経済的に有利かつ環境にも負荷をかけないことが不可欠だと思います.今後良い解決策がみつかることを期待しますです.
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私の所属する学類が開催するウィンターサロンなるものがありまして,そこでは「『まちづくりの達人』を育てるプログラム」と題しまして,本学の講師陣と本学卒業生による講演が開かれます.

「まちづくり」という言葉は,ここ十数年,あるいはもっと前から浸透し始め,意識の高い市民の方々による活発な活動がなされている地域もあります.私の高校の同級生も,数年前にまちづくりのための株式会社を立ち上げて活動しています.

「まち」というのは元々様々に変化していくものですが,人口減少や地方分権といった社会構造の変化が言われている今後の日本においては,しっかりとしたまちづくり・地域計画の方向性がなければいけないと思います.そうしたことに関心のある方々にはぜひ参加して頂きたいと思います.

とはいうものの,このウィンターサロンに関する情報はウェブのどこにも公開されていないようなんですよねぇ.上の先生から,「参加者が少ないかもしれないので周囲に声かけを」みたいなメールが来ましたが,たいがいの情報がインターネットで取得できる時代に,ちょっと対応が良くないんじゃないかなぁ.私のウェブから公開して良いのかなぁ.

ちょっと判断つかないので,以下に大雑把な情報をご提供いたします.
金沢大学環境デザイン学類 ウィンターサロン
安全・安心で快適な「まち・地域」をデザインする:
「まちづくりの達人」を育てるプログラム

日時:2009年2月1日(日) 13:30~(受付開始13:00)
場所:金沢ニューグランドホテル アネックス(5階 銀扇)
当日は進学相談会も同時開催されるそうなので,当学類に興味のある受験生の皆様もぜひぜひお越しください.

昨夜,NHKで金沢での水害ボランティアの活動を検討するとのニュースがありました.昨年の浅野川災害を受けてのことということだったと思います.関連する新聞記事はないかと各新聞社のウェブサイトを探してみたのですが,残念ながら見当たりませんでした.

まぁそのくらい小さなニュースなのですが,今日の講義で地球温暖化に伴う河川事業においては,洪水氾濫時の対応が重要であるというというお話をしまして.
国土交通省では,気候変化への取り組みとして,「気候変動に適応した治水対策検討小委員会」というのを設置していまして,その資料の中で危機管理の重要性を謳っております.要は,従来の治水施設だけでは気候変化に伴う洪水に対応できない可能性があり,破堤や氾濫が生じたときの対応が大事ですと言っているわけです.
そういう話をしようと思っていたおりに,先のNHKのニュースがあったものですから,なかなかタイムリーな話題だなぁと思ったわけで.

金沢で検討されているボランティアも,災害時の対応を担うという意味では危機管理の一環と考えられます.こちらは気候変化を見据えてのものではないと思いますが,結果としてとても大切なことです.
昨年7月に水害があったばかりということで意識が高いということもありますが,こうした動きが様々な地域に広がっていけばと思います.

ただ,水害経験がなかったり,地域のつながりが強くないところでは市民ボランティアという形は難しいのかもしれません.別に市民ボランティアにこだわる必要はないので,水害への危機管理体制=氾濫や破堤時の対応に関して,行政の中に小さくても良いので部署を作るなどして動き始めると,だいぶ違うのではないかなぁという気がします.

ペレットというものをご存じでしょうか.私は昨年知ったのですが,木くずを固めて作った固形燃料のことです.
昨年末に大学の友人と会う機会があり,商社でエネルギー関連の部署にいるとかで,ペレットの話になりました.テレビでも紹介されるなど注目されているようですが,ペレット用のストーブが一台10万円以上するので,現行の電気ストーブや灯油ファンヒーターから乗り換えるのは難しいかなぁと思っておりました.

が,本日の北國新聞の記事で加賀市でのペレット開発を紹介していました.
加賀市の資源エコロジーリサイクル事業協同組合は二十六日までに、主に庭木を剪定(せんてい)した際に排出される木の枝と山中漆器の製造工程で出る木くずを配合した固形燃料(ペレット)を開発した。樹皮が混じると発生熱量が低くなるため、本来、枝は原料に不向き。同組合は技術確立と並行し、製造から販売まで、弱点をカバーし収益事業として成り立つ枠組みづくりも進める。(北國新聞より
ペレットは灯油に比べて安価で,利用できる環境が整えば設備のランニングコストは下がると思います.また,材料となる木材の調達のために森林へ入る機会が増えれば,森林保全にもつながり,さらには水循環保全にも役立ちます.
昨夜のニュースでは,石川県での失業者対策として森林事業での求人を募ったところ,募集人員以上の応募があったとのことでしたが,そうした動きと連動すれば,軌道に乗せるのに役立つのではないでしょうか.

色々良いことがつながっていくような気がするので,うまくいくと良いですね.
石川県は昨日から雪模様.
能登や七尾といった県の北部ではかなりの積雪で小中学校が休みになるところもあるそうです.
それに比べると金沢は平和ですが,いまも窓の外では雪が舞っています.

今日の大雪を北國新聞では「ゲリラ豪雪」と紹介していました.
数年前から「ゲリラ豪雨」という言葉は良く聞くようになりましたが,ゲリラ豪雪は初めて聞きました.これまで雪とはあまり縁の無いところに居たからなのか,あるいは前から使われていたのか.
気になってGoogleで検索したところ,2090件がヒット.けっこう今日のブログがあったりするので,まだまだメジャーではないようです.

というか,本当にゲリラ的に起こったのでしょうか?
数年前に東京・杉並区周辺で発生した水害は,局地的かつ短期間に生じた集中豪雨によるもので,そうしたスケールの降水現象は観測から予測することも,気象モデルによる予報も難しく,ゲリラ的と言ってよいように思いますが,今回の雪に関しては,大雪の予報も出ていたし,必ずしも局所的でもなかったのではないかと思います.

「ゲリラ豪雪」とかいうと,ニュース性が増しそうではありますが,その言葉によって人々に余計な不安感を与えたりすることは好ましくないはずです.そのつもりはないのかもしれませんが,情報を発信する際には慎重に言葉を選ばなければならないと感じます.

ただ,今回の豪雪は8年ぶりとかで,広範囲に停電が生じたり,七尾市では小中学校が休校になったりと,生活に多大な影響が出たことは間違いないようです.休校となった小学校の教頭先生が「こんなことははじめて.歩道を確保しないと明日も休校にせざるを得ない」と話していました.
過大に問題視することは危険かもしれませんが,実際に生活に影響を与えたということは,社会基盤づくりに関わる者として記憶にとどめておかねばと思います.
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