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昨夜,NHKで金沢での水害ボランティアの活動を検討するとのニュースがありました.昨年の浅野川災害を受けてのことということだったと思います.関連する新聞記事はないかと各新聞社のウェブサイトを探してみたのですが,残念ながら見当たりませんでした.
まぁそのくらい小さなニュースなのですが,今日の講義で地球温暖化に伴う河川事業においては,洪水氾濫時の対応が重要であるというというお話をしまして.
国土交通省では,気候変化への取り組みとして,「気候変動に適応した治水対策検討小委員会」というのを設置していまして,その資料の中で危機管理の重要性を謳っております.要は,従来の治水施設だけでは気候変化に伴う洪水に対応できない可能性があり,破堤や氾濫が生じたときの対応が大事ですと言っているわけです.
そういう話をしようと思っていたおりに,先のNHKのニュースがあったものですから,なかなかタイムリーな話題だなぁと思ったわけで.
金沢で検討されているボランティアも,災害時の対応を担うという意味では危機管理の一環と考えられます.こちらは気候変化を見据えてのものではないと思いますが,結果としてとても大切なことです.
昨年7月に水害があったばかりということで意識が高いということもありますが,こうした動きが様々な地域に広がっていけばと思います.
ただ,水害経験がなかったり,地域のつながりが強くないところでは市民ボランティアという形は難しいのかもしれません.別に市民ボランティアにこだわる必要はないので,水害への危機管理体制=氾濫や破堤時の対応に関して,行政の中に小さくても良いので部署を作るなどして動き始めると,だいぶ違うのではないかなぁという気がします.
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