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「ゲリラ豪雨対策の社会実装」研究会初日.
会場は崇城大学です.今回初めて行きましたが,最寄りのバス停から歩いてみえる外壁がお城みたいでして.といっても,日本の城ではなくて西洋のおとぎ話に出てきそうな,レンガっぽいテクスチャで,物見やぐら的なものまであるという.
さらに,早めに着いたので学食で昼食をとったのですが,その学食の外にある庭が日本庭園みたいでして.お見合いの時に語らいながら散歩でもするんかい,という.
そんな,なかなかに個性的なキャンパスでした.
今回の研究会はゲリラ豪雨と銘打ってはありますが,ゲリラ豪雨に限らず豪雨災害に対して研究成果をどのように社会に役立てていけるかということを考えるものでして,気象学的な研究から災害情報伝達に関する
こと話題など幅広い発表がありました.
アプローチは様々ですが,どの話題も水災害という柱のまわりにあるものだったので,参考になるものであったり関心をもてるものでした.特に初日の今日は気象分野の話題だったので面白かったです.
単なる研究だけではなくて,実装を見据えた活動も紹介されていて,家庭へ設置する浸透桝兼雨水貯留装置の紹介がありました.家庭用の雨水タンクというとたいていは数百リットル規模のものだと思いますが発表なさっていた先生のご自宅に設置されたものは32トンという規模のものでした.この規模だとかなり強い雨が降っても表面流出を抑制できるとのこと.
こうした雨水浸透施設の設置の際には自治体による補助があったりもするのですが,実際に申請してみると色々と制約があって,実は補助が受けられなかったりということもあるそうで.
大雨対策として本気で広めるためには,単なる研究だけではなく,実際に社会に働きかけながら生じる問題に対処していく必要もあるのですな.
研究会後,懇親会.先輩の先生方の,さらにその先輩の方々の武勇伝というか破天荒ぶりなど聞くことができて楽しかったです.そんなこんなで過ごしていたら,0時を過ぎてしまいまして.私は本日発表を終えたので良いですが,明日発表の先生方は大変だろうなぁと思ったり.
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