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前回(といっても20日も前ですが・・・)の記事で触れた東京大学名誉教授・高橋裕先生のインタビュー記事第2回(サイエンスポータルより).
前回は洪水被害を軽減するにはハード対策だけではいけないという治水に関する話題が主たるものでしたが,今回は土木教育に関する話題.
日本の成長期に土木工学の教育に携わった人々について様々なお話が展開されており,理論偏重にならず,実学をめざすことが国土を守る土木技術者を育てることにつながるという強い信念のもと,軋轢が生じることを恐れず,その実現に努力した姿が紹介されています.
さらに今日のあるいは今後の土木教育についても展望が述べられており,今そしてこれからの教育に携わる身としてはしっかりと考えなければいけないと感じました.
今日の大学教育はややもすると上から示された方針の中で,それに沿うように進めていこうという形になりがちのように思いますが,本来は個々の教育者がどのような人を育てるのかを考え,実践していくべきであり,そうでなければ教える側の熱意も沸きあがってこないと思います.やれといわれているからやっている,ではなく,こうするのだ,という想いを持ち続けなければと感じました.
一方で,教育に関して十分考え,実践することが,今日の大学教員にとって評価されないというシステムにも問題があると感じます.研究予算と論文により評価され,その成果を出すことに躍起になるだけでは教育における理想を思い描くことは二の次になってしまうかもしれません.
とはいえ,それが現状である以上,その中でやるしかないわけです.言い訳なしに,がんばりましょう.
前回は洪水被害を軽減するにはハード対策だけではいけないという治水に関する話題が主たるものでしたが,今回は土木教育に関する話題.
日本の成長期に土木工学の教育に携わった人々について様々なお話が展開されており,理論偏重にならず,実学をめざすことが国土を守る土木技術者を育てることにつながるという強い信念のもと,軋轢が生じることを恐れず,その実現に努力した姿が紹介されています.
さらに今日のあるいは今後の土木教育についても展望が述べられており,今そしてこれからの教育に携わる身としてはしっかりと考えなければいけないと感じました.
今日の大学教育はややもすると上から示された方針の中で,それに沿うように進めていこうという形になりがちのように思いますが,本来は個々の教育者がどのような人を育てるのかを考え,実践していくべきであり,そうでなければ教える側の熱意も沸きあがってこないと思います.やれといわれているからやっている,ではなく,こうするのだ,という想いを持ち続けなければと感じました.
一方で,教育に関して十分考え,実践することが,今日の大学教員にとって評価されないというシステムにも問題があると感じます.研究予算と論文により評価され,その成果を出すことに躍起になるだけでは教育における理想を思い描くことは二の次になってしまうかもしれません.
とはいえ,それが現状である以上,その中でやるしかないわけです.言い訳なしに,がんばりましょう.
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