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夏季休業を長野で過ごし,本日金沢へ.
糸魚川までクルマで送ってもらい,そこから普通列車で金沢へ.乗り継ぎもまぁまぁだったので,2時間半くらい.旅行気分を味わうには短すぎず長すぎず,良い程度かと.
東京方面に行く時と同じ路線だと思いますが,やはりのんびりしている分だけ景色も違って見えて楽しかったです.といっても,乗っている時間の大半は読書をしていたのですが.
糸魚川で乗ったのは富山までの列車だったので,そこで金沢行きに乗り換え.持っていた本も読み終えてしまって,窓外に目をやりながらふと窓枠に目を落とすと,色々な落書きがありました.
「S51.1.2 (金) くもり 京都を出た所 わあ まっ白な雪だ」
私が生まれた年の落書きでした.そんな昔の誰かの思い出を乗せたまま,列車は今でも走っているのですよ.ロマンティックですねぇ.
「おもいでを金沢におく 恋しい女の思い出を除いて」
こちらは日付はありませんでした.あんまり上手い文句ではありませんが,それはそれで味があるということにして.どんな人が書いたのかわかりませんが,あなたの思い出もまだ線路の上ですよ.
他の席にはどんな落書きがあるのか気になりましたが,やたら席をうろうろしていたら怪しいですから,さすがに見てまわったりはしませんでした.また普通列車に乗る機会はあれば,誰かの思い出を探してみます.
朝早い電車だったので眠って帰ろうと思ったのですが,思いのほか眠たくなくって,研究予算申請の準備や読書で過ごして帰ってきました.電車の中は意外と仕事が進みます.
金沢駅から角間までバスに乗ろうと思ったら,バス乗り場にありえないくらいの行列ができていました.すっかり忘れていましたが,本日は金沢大学のオープンキャンパスだったのですね.はい.
この行列では乗れても混み混みだなぁ,何か良い方法な無いものか.とも思いましたがあるわけもなく,仕方なく行列にならび,ほどなくしてバスが来たのですが,私の二人前で「満員なので次のバスに乗って下さい」と無情の宣告.それでも私の前にいた二人づれの女子高生は,やたらと元気でしたが.それに,次のバスも意外と早く来たし,列の前の方にいたので座って大学までいけました.災い転じて福となす.
大学につくとオープンキャンパスに参加の高校生でいっぱいでした.入口で団扇を配っていて,欲しいなぁと思ったものの,教員がもらうわけにもいかんじゃろということで,気付かないふりで通り過ぎましたが.
やっと居室まで到着したら,なんだかどっと疲れました.やっぱり電車で寝てくれば良かったかも.
それでも予算申請書類を大体書いて,共同研究者の先生に送って,他の細々したことを少し済ませました.100点満点じゃないにしても,まぁ良くがんばったということで.
本会議では,アジアの国々向けに気候変動適応策のガイドラインを作成するのが目的ですが,日本でもその技術やノウハウが確立されているわけではなく,というか現在いろいろな大学や研究機関で取り組みが進められているところで,最初からビシッとしたものを作るのは難しいので,まずは骨子をということで,その案について議論しました.
議論の内容に関しては後日国交省から公表されると思いますので,関心のある方はそちらをお待ち下さい.
会議では私が一番若いのですが,だからといって,わざわざ金沢から霞が関まで行って諸先輩のお話を座って聴いているだけでは意味がありませんし,「せっかく遠くから呼んでいるのに何の意見もないのか」となったら非常に失礼ですので,がんばって頭をひねって意見を述べさせてもらいました.
知識も経験も不足しているので,他の委員の方々から助け船を出して頂いたり,私の発言を補うような意見を頂いたりと,役に立ったのかどうかわかりませんが,今後はより良い意見を鋭く出していけるように成長していきたいと思いますので,とりあえず長い目で見守って頂きたいと思います.
他の委員の方々や国交省の方々がどうお感じになったのかはわかりませんが,私としては少しは議論も深まったし方向性なども詳しくなっていくのではないかと感じました.いずれこうした活動が実社会で実っていけば,これなお幸い.
東京にいるときには,自動車なんてお金持ちの乗り物でしたから,さほど関心もありませんでしたが,金沢に来てからは自動車に乗る機会もぐっと増えて,運転するのも楽しいものだなぁなんて感じることもあったりするので,ちょっと気になります.日産自動車は2日、平成22年後半に日本と米国市場で発売する新型電気自動車(EV)を発表した。名称は、英語で「葉」を意味する「リーフ」。車体の色は、宇宙をイメージした青色とした。車体価格や具体的な発売時期は未定。(MSN産経ニュースより)
ちょっと気になるといいながら,基本的にクルマは走れば良いと思っているので,電気自動車の性能やら何やらの細かいところは気になりません.そのかわり社会基盤的な視点からどうかということは気になるところです.記事によると一回の充電で160km以上の走行が可能とのことで,まち乗りには問題ないと思いますが,ちょっと遠出するときには充電スタンドが不可欠ですよね.電気自動車で遠出するなと言われればそれまでですが,きっとそうもいかなくなるので,やはりそれらの整備が必要となるわけです.
今のガソリンスタンドに充電スタンドを追加することも可能と思いますが,どのくらいで充電が完了するのでしょう.ガソリンの給油であれば5分もあれば十分だと思いますが,さすがに充電は5分では無理ではないかと.となると充電待ちの行列ができてしまうか,あるいは今より広いスタンドが必要かもしれません.そんなものが都市部に作れるのかとわかりませんし,他の方法が考え出されるのでしょう.コインパーキングでも充電できるようになるかもしれません.さらにはスーパーやコンビニの駐車場でも.とにかく駐車場ならどこでも充電できる施設ができるかもしれません.まぁガソリンの取り扱いにくれべれば安全でしょうから,実現不可能ではないと思います.
となると,今までよりも電力消費量が増えるように思いますが,果たして今の日本の発電量で足りるのか.足りなければどうするのか.充電スタンドを設置するコンビニやスーパーやコインパーキングに太陽電池パネルが設置されるかもしれません.S〇ARPは新しい市場を開拓するかもしれませんね.天候に左右されていては安定供給が難しいとなれば,原子力発電所がより重要視されるかもしれません.果ては核融合の研究が進んだりするかも.あらゆるところに充電機能が配備されるようになったらスタンドはいらなくなってしまうかもしれません.ではスタンド跡地は何に使おうか?と.
一方で,電気が移動手段の命となった場合,送電線は今まで以上に死守されなければなりません.仮に大地震が起きても,ガソリン車であれば(スタンドが無事であれば)そこで給油して支援活動に周れますが,電力供給がストップして,輸送手段もないとなったらかなり厳しいのではないかと思います.電信柱を電線でつなぐのではなく,地震に強いチューブを開発して地下を這わせる方が強いかもしれません.街中に太陽光発電システムがあふれていればその必要もないかもしれませんが.
と,勢いで好き勝手書きましたが,ひとつの技術が社会の姿を変えてしまうかもしれないなぁと思うとちょっと楽しい一方で,まちを作る人たちは,そうした技術がどのような波及効果をもたらすか,考えることも必要なわけです.
金沢大学では首都圏における活動拠点の場として東京事務所がある(らしい)のですが,この度そちらがリニューアルしたそうです(こちら).どなたかから聞いたところによると,前よりも東京駅に近く便利になったらしいですが,アクセス紹介では東京駅からの案内はないので,そんなに近くないのではとも思いますが.
色々な業務を担当するそうで,その中には教職員の首都圏における活動支援というのも含まれています.月に一度くらいは東京に行くので是非とも使ってみたい気もしますが,いったい何ができるのかよくわからないし,使用するにはどうしたら良いのかもわかりません.そもそも立ち寄っているほど時間に余裕をもって出張するわけでもないなぁとも思いますし.東京の一等地で家賃もそれなりでしょうし,職員の配置もしていることと思うので,宝のもちぐされにならないようにしないと,ですよね.どうやって活かすのかは,きっと誰かが考えてくれるのでしょう.
どうても良いことですが,アクセスのところに紹介されている地図が,最初どうにも理解できないなぁと思っていたら北が上になっていないんですよね.かなりデフォルメされている地図ですが,やっぱり北が上を向いている方が理解しやすいと感じてしまうのは,既存の地図文化に脳が支配されているからなのでしょうか.
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