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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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昨日は移動の疲れとホテル到着が思いのほか遅れたので夕食は今回宿泊しているホテルの食堂で済ませたのですが,そこで聞いたところによると,宿泊客の8割は日本人だそうです.昨日の夕食時と今日の朝食時に数人の宿泊客を見かけましたが,9割がた日本人でした.みたところビジネスマンが多いようで,日本語も多少通じるし,部屋もきれいということで,旧市街地への観光を主目的としなければ日本人にとっては使い易いホテルなのだろうと思います.

ということで,出張二日目の今日はWorkshop本番です.会場は宿から歩いて10分ほどのHotel Nikko Hanoiですが,そこに行くまではまぁ恐ろしかったです.昨日空港からホテルに移動するときもそうでしたが,今朝もラッシュ時の移動となり,道路にはバイクがあふれ,道路を横断するのもなかなか勇気が要ります.
ワークショップに参加された他の先生によると,ハノイでの交通計画の会議に参加していた米国の著名な研究者が道路横断時に交通事故で亡くなったという話もあるとか.ジョークかも知れませんが,ありえない話ではないなと思います.

ワークショップ自体は,一部ベトナム側の顔見せ的な部分もありましたが,熱心な議論がなされた部分もあって,ハノイが抱える水問題に対する関心の高さと,それにきちんと取り組もうという感覚が伝わってきました.これから議論が深まればと思います.

その一方で,既にハノイでは様々な水に関する研究プロジェクトやマスタープランの作成などが実施されているようですが,必ずしもそれらが成果を挙げているというわけではないようで.
というのも,何らかのプランが提案されても,実施に当たって費用をどこが負担するかという段になるとどうにもならなくなるということがあると同時に,プランとは無関係の企業等による開発が進められ,それらが混在しながら収集がつかなくなるという状況があるそうです.

そういう意味では,我々のCRESTも絵に描いた餅にならないとも限らないわけで,いかに実効性のある提案をし,実現に向けて動けるカウンターパートと協働できるかが大事なのかもしれません.

また,ハノイで水資源等の実務に関わる人たちにとっては,研究成果を待っているほど余裕がないというのも実情のようです.しかしその点に関しては,喫緊の課題への対応をするとともに長期的なビジョンも不可欠なわけで,後者の対応をするに当たっては我々の活動が何らか貢献できればと思います.

夜は日本人参加者メインで食事.すっぽん料理のお店に行きました.
生まれて初めてのすっぽん料理で,頭の唐揚げを食べましたが,肉をしゃぶると骨が仮面ライダーアマゾンにそっくりでした.仮面ライダーアマゾンをデザインした人はすっぽんの頭蓋骨をモデルにしたのではないかと思いますよ.
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メンバーに入れてもらっているCRESTの研究課題のワークショップがハノイで開催されるということで,本日移動.

成田からの移動だとこちらに夜中に着く便しかなく,初めて行くところなので明るいうちが良いなぁということで
羽田から出国しました.羽田の国際線ターミナルは初めて利用しましたが,コンパクトで良いと思います.(先進国の)国際空港というとやたら広くて移動もわかりづらいという感じですが.
レストランや土産物屋の店構えもザ・江戸時代って感じで観光客には楽しいだろうなと思います.催事スペースみたいのもあって,イベントもやったりするみたいです.ちなみに今日は7段飾りの雛人形が展示してありました.

羽田からだと明るいうちにハノイに着くのですが,その分出発も早くて,前乗りしてさらに5時起き.羽田→香港→ハノイと移動しました.9時前に羽田を発って,ハノイの空港には予定通り15時半着.

で,入国審査を済ませようと思ったら窓口が全然機能してなくて.どうやらシステムが落ちたかなんかしたみたいで.30分くらい待たされましたかね.

荷物を受け取ってからタクシー乗り場に行ったところ,最初に声をかけてきたのがホテルまで20ドル.事前に調べたところ12ドルでいけるとのことだったのと,空港に認可されているタクシー会社ではなかったので,認可されているタクシー会社のところで訊いたら15ドルでした.これでもふっかけられているのかもしれませんが,まぁそうだとしても勉強代だと思いましょう.

空港から街なかまでは40分ほどということだったのですが,帰宅ラッシュに当たったのか1時間くらいかかりました.入国審査での待ち時間も含めて,予定より1時間くらい遅く着きましたかね.

宿は通りをちょっと入った小さなホテルですが,フロントのお姉さんは日本語ができるし,部屋もきれいだし,ネット環境も快適だし,いまのところ悪くありません.部屋に窓がないのが残念ですが.

ということで,無事現地入りしました.明日のWSに向けて最終準備をしたいと思います.
昨日TBS系列で放送された「夢の扉」という番組に大学時代の恩師が出演していてびっくりしました.途中までしか観ることはできなかったのですが,録画したのでそのうち観たいと思います.

番組は,自らひび割れを修復する「自己治癒コンクリート」の開発に関するものでした.私が指導を受けていた頃には取り組まれていらっしゃらなかったので,その後はじめられた新しい課題なのだと思います.

今の私の研究とは全く異なる分野のことなのでもしかすると違うかもしれませんが,当時私や同級生が取り組んでいた研究とは考え方やアプローチもかなり違いそうなので,先生ご自身も全く新しい分野を開拓されているのではないかと思います.

研究者の中には,ひとつのテーマをずっと深めていくタイプと,研究対象を広げ新たな領域に取り組むタイプの方がいると思います.私はかなり移り気な方なので,間違いなく後者だと思いますが,まだ全く新しい領域を見出すには至っていません.

新しい課題をみつけ,取り組むタイプの研究者といっても,それに出会うタイミングや,それまでの研究からの変化の度合いなどは様々なだと思います.なんにせよ,魅力的な新しい研究領域に出会える研究者は幸せだろうと思いますし,自分もそうした機会に出会うことができればと思います.
IPCC第5次報告書作成に向けて,世界各国の研究機関で新たな温暖化実験が実施されている最中ですが,日本の研究機関による研究成果が発表されたとのこと.サイエンスポータルより.

記事によると,地球の温度上昇を2℃以下に抑えるには積極的な二酸化炭素の回収が必要とのこと.抑制という程度では温暖化は避けられないということのようです.
台風の進路についても述べられており,アジアへの接近数は減るものの,強い台風が増えるそうで,上陸時の被害が大きくなるのかも知れません.

今回の記事による研究結果が,複数の温暖化モデルによるものなのか,あるいは単独のモデルによるものなのかわかりませんが,後者だとすると,他のモデルの結果等もあわせて評価する必要があります.今後さらに詳しい解析や影響評価がなされることと思います.

現在行われている温暖化実験の結果は,予測実験の実施機関に所属していない一般の研究者にもいずれ公開されることになると思います.私は前回の温暖化実験結果(CMIP3データ)を使ってようやく何らかできそうになってきたところなので,早く最新の温暖化実験結果を使って研究に取り組みたいなぁと思います.
冬の間は雲に閉ざされていた金沢も,週末あたりから晴天が続き,日中の気温も10度を超えるくらいになってきました.ということで,3カ月ぶりくらいに自転車通勤してみました.

唯一の身体を動かす機会だった自転車通勤から離れて,体力もすっかり落ちているだろうし,しんどいかもなぁと思っていたのですが,思ったよりも辛くなかったです.どうやら現在のところ,数ヶ月くらいなら劇的に体力が落ちるということもないようです.

体力よりも恐ろしかったのは,日陰や標高の高いキャンパス近辺の道に氷が張っていたことです.日中は晴れているとはいえ,夜のうちに冷えて,日中の雪解け水を凍らせるんでしょうねぇ.大学付近の屋外の気温表示をみたら0℃でしたから,不思議ではないのですが.

これから数日は天気が良いようなので自転車で通勤しようと思いますが,コケないように気をつけねば.
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