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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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河川環境管理財団・名古屋事務所にて研究打ち合わせ.

名工大の先生と私の研究の進捗報告と,今後の進め方について.自分なりの予定は持っていましたが,他の方の解析結果や意見など聞くと,「こんな切り口もありそうだな」と新しいアイディアが浮かぶものですな.
普段は周囲に議論をする相手があまりいないので,積極的に出ていくのも手かなと思いました.出ていってばかりでは肝心の研究作業ができないので,それも問題ですが.

日帰りでしたが,今日は疲れましたねぇ.東京日帰りより疲れた感じがします.「しらさぎ」は「はくたか」より揺れるような気がするし,そのせいかな.
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先日,サイエンスポータルにて公開された東京大学先端科学研究センター教授の西成活裕氏のインタビュー記事を紹介しましたが,本日はその第2弾.記事はこちら
現在,渋滞に関する研究が様々なところでとりあげられている西成氏ですが,「渋滞学」を確立するまでには苦労があったということが今回の記事の内容です.

が,苦労はどんな人にもつきものだと思いますんで,それはさておき,そもそも渋滞を研究テーマにしたのは何故かという問いに対する「みんなが取り組んでいない=思考停止状態だからチャンスがある」という答えには,なるほどと思いました.
確かに難しそうなことはついつい敬遠しがちですが,それは他の人も同じと考えれば,がんばって取り組めばそこで独自性が出ますからねぇ.成果が期待される現実的な研究を進めることも欠かせませんが,周囲から「それは無理」と思われるようなことにも思い切って取り組むことも必要なんですよね.

難しい課題に取り組む以上,すぐに成果は期待できないことが予想されますが,西成氏の場合も10年くらい大変だったそうです.それでも信じて取り組み続け,展開に至ったとのこと.

ということで,難しいことにあえて取り組む勇気と,それを続ける覚悟を研究者として持ち合わせたいと思いました.
全国広しといえども,メインキャンパスに熊が出る大学はそうそうないと思います.そのような貴重な自然環境を有する金沢大学角間キャンパスですが,このたびマムシの目撃情報がありました.しかも写真付き.

どこかの草むらならいざしらず,建物脇の喫煙コーナー付近ですから.キャンパス周辺ではなくキャンパス内ですから.既に「角間の里山自然学校」という里山活動支援施設を有し,自然環境教育などに力を入れる我らが金沢大学は,さらに自然と共存する一歩先ゆくキャンパスとしての価値が高まりそうです.

近づいたり刺激しない限り咬まれることはないそうなので,みつけても遠巻きに回避した方が良さそうです.いそうなところには行かないこと,とのお達しでしたが,喫煙コーナーにいるとは思いませんよ.

学外からお越しの方はくれぐれもご注意を.万一咬まれても焦らず騒がず落ち着いて医療機関に行きましょう.
東京大学先端科学研究センター教授・西成活裕氏のインタビュー記事がサイエンスポータルにて公開中.サービス業でのイノベーションをもたらすにはサイエンスがどのように貢献すべきか,といったことがテーマのようですが,第一回は数学に関するお話し(こちら).

細かなことは記事をお読み頂ければと思うので省きますが,記事の中で西成教授が述べているのは,抽象化・一般化された数学を個別の具体的な事象に適用することで問題解決につながることがあるということ.これだけだと「まぁそうだろう」的な感じですが,ここでの数学というのは中学や高校レベルのものではなく,最新の数学です.おそらく専門の人にしか理解は難しいようなものだと思います.そのような数学はすぐさま実社会に役立つものではなさそう,というイメージがありますが,そうではないということを西成教授は述べています.

しかし,最新の数学が実問題に適用されないというのが現状で,それには技術者が数学を知らないということが一因になっているとのことです.かといって,日々の研究開発に追われる技術者にじっくり数学を学べということは難しいので,その点は大学の人間の役割だとしています.逆に大学の研究者は現場での問題に疎いところがあるとも.今後,実問題と研究を結び付ける役割が重要となるのかもしれません.

誠に恥ずかしい限りですが,私も数学は苦手なので,もっとできれば違った方向から研究を展開することもできるのかもしれません.たぶん今からでも勉強するのは遅くないでしょう.がんばってみようかな.学生の時にしっかり勉強しておけば良かったと猛省.
日本海側では,ときどき飛来する黄砂が話題になりますが,金沢大学で実施されている関連研究での新たな発見が話題になっているとのこと.大学の広報ウェブページでも紹介されております(こちら).

黄砂とかエアロゾルについては,とんと知識もないので詳しいことはわかりませんが,黄砂粒子の中には外側が液滴化しているものもあることがわかり,気候システムや生態系に与える新たな影響が明らかになるかもしれないそうです.その影響というのが具体的に示されてくると,ますます面白いと思います.

こちらの話題は朝日新聞にも紹介されていて,石川県版ではなかったの,インターネットにも掲載されるかと思っていたのですが,そちらはありませんでした.残念.

私もお世話になっている先生のグループによる成果ということで,他人事ながら誇らしいです.
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