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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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わが町金沢のニュースです. 
国土交通、農林水産両省と文化庁は19日、昨年11月に施行された歴史まちづくり法に基づき、兼六園や金沢城跡で知られる金沢市、武家屋敷などが残る山口県萩市など5市が作った「歴史的風致維持向上計画」を初めて認定した。(Yomiuri Onlineより)
国土づくりに関わる仕事についていながら,恥ずかしながら歴史まちづくり法というのがあるというのは知りませんでした.新しい法制度のようですし,私が学生の頃はなかったようなので,大目にみることにしましょう.

金沢市では,金沢城公園整備,無電柱化促進など60事業を盛り込んだ計画を提出していたそうです.
詳細や概要などは金沢市公式HPのこちらから.

上記URLから閲覧できる「金沢市歴史的風致維持向上計画の概要」をみると,事業の内容がわかりやすく書かれています.
手法として新しいモノなのか,実現可能性はどうなのかといった詳しいことはわかりませんが,金沢という町には良い町並みが生まれるポテンシャルがあるのだなぁということがわかります.

この事業は平成26年度の北陸新幹線開業も見据えてのことのようで,観光都市としてさらなる成長を目指すものなのでしょう.海外の歴史ある街にいくと,日本にくらべてずっと落ち着いた感じがして,とても気持ちが良いです.金沢の町もそのように魅力を増していくと嬉しいです.

また,過去の歴史・文化をきちんと継承していく一方で,新しいモノを生み出していく努力も必要だと思います.
今回の記事にある取り組みが実現されていけば,いまの日本においては新しいかもしれませんが,完成後の発展可能性はどうなのかわかりません.
とはいえ全く異なる方向に発展の可能性を探るのは賢明ではないと思いますが.

時代を考えると,発展可能性というよりも持続可能性といった方が良いのかもしれません.
持続とは物をそのまま残すということではなく,文化や方向性といった形のないものにもあてはまることと捉えれば,それらを持続しながら変化していくことで,Scrap and Buildではなく,新しい時代が創られていくのかもしれません.
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