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国の成長戦略を進めるために研究機関の改革を進めているとの話題.asahi.comより.
アベノミクスの第3の矢「成長戦略」を担うべき国の研究機関の改革を、文部科学省と内閣府が主張している。国の研究機関は独立行政法人(独法)の制度が適用され、ムダ排除が厳しく求められているが、「効率化ばかりで手足を縛られていては革新的な研究成果は出せない」というのだ。研究者に高い給料を払えるようにして、国内外の優秀な頭脳に来てもらえるようにすべきだという。(asahi.comより)
ウェブではasahi.com会員以外は全文が読めませんが,現在でも独立法人の給与は理事長の裁量で上げることができるそうですが,あまり積極的な(?)運用はされていないようです.今後,成果主義を取り入れ,給与も柔軟に決められるようにしようとのことです.
そのためには色々と議論が必要なようで,今後調整などされるとか.
新聞紙面では同じ紙面に「ハーバード給与 東大教授の倍超」という見出しの記事もあり,日本の研究者は必ずしも高給取りではないことも示されていました(記事では東大教授の給与は880万円と紹介されていました).これを受けてか,文科省では国立大の給与システムの改革を進めるらしいです(ウェブにもこの記事があるか探していたら,同様の議論を田原総一郎さんがしていました.).
ちょっと前にも関連した記事もあったので,これは実際にそうなっていくのかもしれませんねぇ.
成果主義という言葉が使われているように,とうぜん無条件に給与があがるわけではありませんが,がんばった分だけ給与に反映されるとなればヤル気も一層あがりますよねぇ.
これから研究者を目指す人も増えるかもしれませんし,科学技術の発展はもちろん,我が国の知的活動がより活発化することになればと思います.
我が街のプロサッカーチーム・ツエーゲン金沢が来年から始まるJ3に参加することが決まったそうです.
私は熱狂的なサッカーファンだったりするわけではありませんが,友人がツエーゲンに関わっていて非常にがんばっているので,とても喜ばしいです.
石川県はさほどサッカー熱の高い地域とはいえませんが,これを機に盛り上がって,チーム自身も強くなってくれると良いですねぇ.
たびたび目にするとさすがに気になるので,本学の図書館にはないものかと調べたところ,書庫にあることを発見したので借りてみました.
まだ最初の数ページしか読んでいませんが,目次をみると実現されているもの,いないものさまざまあって面白いです.中には「おお~大風呂敷を広げてるなぁ~」と感じるものがあります.ただ,そう言えるのは私が今生きているからであって,発刊当時の人々は想像によって未来を描いたことを考えるとバカにすることはお門違いかと思います.
むしろ,これから40年先のことを想像して書けといわれたときに,大風呂敷が広げられるだろうかという気がします.なまじ様々なことを理解するようになり,技術の難しさのようなものも何となくわかってしまって,「これは無理でしょう」と自ら限界を決めてしまうかもしれません.
それでは可能性をつぶすだけで面白い未来など到底つくれないでしょうから,常識にとらわれすぎず柔軟な発想ができるようにいたいと思います.
序文は中曽根康弘氏が書いていますが,21世紀に向けて「イマジニヤー」ともいうべき人材が必要だと述べています.氏はイマジニヤーを,夢を見て構想を打ちたて,それを実現する技術を持つ人のことと定義しています.
科学者・研究者として当たり前の姿かもしれませんが,そのことを見失ってしまうことがないようがんばっていきましょう.
BLOGOSで「科学予測なんてあたらない」との記事.
1960年に出版された「21世紀への階段ー40年後の科学技術」という本の復刻版が最近出版されたそうで,その感想です.
筆者によると,予測の2~3割が当たっているという感じだそうです(私は読んでいないので何ともいえませんが).
裏を返せば「こんな未来が来る」と考えたことの7~8割が実現していない(あるいは逆に実現している?)ということで,どんな技術が伸びるかということは専門家でも確実に予測することは難しいんですな.
で,筆者のご意見.
イノベーションに予算を、ということがよく言われる。しかし、この本を読むと、将来を的確に予測して予算を効率的に投下することがいかに難しいかがわかる。イノベーションにつながるから研究費を大量投下しようとするとき、真摯に確認しなければならない。その決断が、時代の空気に流された過大な評価によるものではないということを。
なるほど.確かにそうかもしれません.とはいえ,予測が難しい中では,可能性が顕在化しているところに予算をつけるのが正攻法というか,リーズナブルですよねえ.顕在化してない技術には予算のつけようがありませんし.
将来の発展が期待されている分野の研究者は「必ず実現してやる」とがんばらねばならないでしょうし,そういうところにいなくとも「想像もされていない技術を確立してやる」という野望を抱くのも決して侮れないことなので,そうしてがんばるのもありですよね.
投資という側面からみれば予測がはずれることは好ましくありませんが,なにごとも想像できないからこそ面白いというのも事実ですし.科学技術には知的冒険という要素があることを思えば,予測のハズレもいとおかしと思いたいですね.ダメでしょうか.
ミシュラン旅行ガイドに並ぶ影響力があるとされる世界トップシェアの旅行ガイド出版 社ロンリープラネット(本社・豪州)が5日までに発表した最高の旅行先「ベスト・イン ・トラベル2014」の地域として「北陸」が世界第4位に選ばれた。「文化、歴史、自 然の美しさで満たされている」と評価した。北陸を「見過ごされていた地域」とし、20 15年春の北陸新幹線金沢開業で「群衆が迫ってきている」と予想している。(北國新聞より)最高の旅行先には世界の10地域が選ばれ,北陸はシッキム(インド),きばりー(豪州),ヨークシャー(英国)に次ぐ旅行先だそうです.というか,上位3か所は有名なところなのかな,とおもったら「旬の旅先や穴場エリア」が選ばれているんですって.旬とは思えませんし,北陸は穴場枠での選出でしょうかねえ.
北陸の代表としとして金沢が写真入りで紹介されているそうなので,海外からの観光客も増えますかね.北陸新幹線も開業しますんで,タイミングは良いように思いますし.
海外からだけでなく,日本にお住まいで北陸に来たことのない皆様もぜひぜひ来まっし.
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