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BLOGOSで「科学予測なんてあたらない」との記事.
1960年に出版された「21世紀への階段ー40年後の科学技術」という本の復刻版が最近出版されたそうで,その感想です.
筆者によると,予測の2~3割が当たっているという感じだそうです(私は読んでいないので何ともいえませんが).
裏を返せば「こんな未来が来る」と考えたことの7~8割が実現していない(あるいは逆に実現している?)ということで,どんな技術が伸びるかということは専門家でも確実に予測することは難しいんですな.
で,筆者のご意見.
イノベーションに予算を、ということがよく言われる。しかし、この本を読むと、将来を的確に予測して予算を効率的に投下することがいかに難しいかがわかる。イノベーションにつながるから研究費を大量投下しようとするとき、真摯に確認しなければならない。その決断が、時代の空気に流された過大な評価によるものではないということを。
なるほど.確かにそうかもしれません.とはいえ,予測が難しい中では,可能性が顕在化しているところに予算をつけるのが正攻法というか,リーズナブルですよねえ.顕在化してない技術には予算のつけようがありませんし.
将来の発展が期待されている分野の研究者は「必ず実現してやる」とがんばらねばならないでしょうし,そういうところにいなくとも「想像もされていない技術を確立してやる」という野望を抱くのも決して侮れないことなので,そうしてがんばるのもありですよね.
投資という側面からみれば予測がはずれることは好ましくありませんが,なにごとも想像できないからこそ面白いというのも事実ですし.科学技術には知的冒険という要素があることを思えば,予測のハズレもいとおかしと思いたいですね.ダメでしょうか.
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