忍者ブログ
金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
[361]  [360]  [359]  [358]  [357]  [356]  [355]  [354]  [353]  [352]  [351
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

国立大学の運営費交付金の増額がなされるかもしれないとのこと.47NEWSより.
文部科学省は18日、2011年度の概算要求で、国立大学法人の運営費交付金について、10年度予算(1兆1585億円)に比べ、数%程度の本格的な増額を求める方針を固めた。要望が認められれば04年の法人化に伴う交付金制度の導入以来、削減が続いていた路線を転換、初の増額となる。また私学助成費(10年度予算4390億円)も数%増を要求する。(47NEWSより)
記事にもある通り,国立大学の予算は毎年削減され続け,内部からは以前に比べて色々と厳しいといった声も出ていたとういことなので,関係者としては喜ばしい限りです.もっとも,私が職員として働き始めたのは2005年からで,既に予算減の期間に入っていたので,以前とは比べようもないのですが.

予算増によって研究力強化につながれば良いなぁと個人的には期待しますが,記事によると,「授業料免除枠の拡大や国立大学付属病院の支援充実,国立研究機関の新事業展開などに充てる」とのことなので,直接大学の研究力向上にはつながらないかもしれません.果たしてそれが各国立大学が望んでいることなのかどうか,甚だ疑問を感じたりするわけですが.

記事では「大学は人材養成の基盤」という文科省幹部の言葉が紹介されていたので,研究より人材養成=学生支援ということになったのかもしれません.研究者育成も人材養成と考えて,研究環境整備などにも充てられれば良いのですが,どうなのでしょう.また,法人化後,最も影響が大きいのが教職員削減なので,これをどうにかして欲しいと思いますが,それは難しいのでしょうか.一度決めた方針はそう簡単に覆せないということかもしれませんが,不具合が出ているのであれば,修正して然るべきと思いますが.

仮に予算増となっても,経営の効率化は進めるべきで,無駄遣いはできませんが,必要なところは各大学が決めて予算執行できるようにしてくれると良いと思うのですが.まぁ,これから財務省折衝だと思いますが,税収も低下し,何とか借金を減らそうという中,本当に増額できるかわかりませんけど.
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
最新コメント
[11/23 fake bvlgari womens watch]
[11/12 fake love cartier Bangles]
[08/04 bvlgari diamond ring]
最新トラックバック
アクセス解析
プロフィール
HN:
角間で働く准教授
性別:
男性
准教授のいるところ

だいたいこの辺 ↑ です.

(ズーム・写真切替可)
geotargeting

ジオターゲティング
地球の名言


presented by 地球の名言
お天気情報
バーコード
Copyright © 角間で働く准教授のブログ(仮) All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog / ブログテンプレート by naminorito
忍者ブログ [PR]