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MSN産経ニュースにて,中国資本による日本の水源地買収の動きがあるとの話題.
友人から聞いただけですが,007の最新作では水資源をめぐる争いが背景とされているそうです.ちょっと前までは兵器をめぐる戦いとかだったりしたと思いますが,水は重要な資源であるという認識が徐々に広まりつつあるのかもしれません.
地球環境が変わる中で,日本では豪雨災害が注目されがちですが,水不足が懸念されるようになる地域もあります.欧米では,水災害というと干ばつをイメージすることが多いようですし,どのように水資源を確保するかということに,やっきになる日が来るかもしれません.日本は水が豊かな国ですが,うかうかしていると海外に持っていかれる,なんてことも起るのかもしれません.
といって日本に暮らす人がみんな今すぐ危機感を持つ必要はないと思いますが,誰かが常に気にしておいて必要に応じて対策を打てるよう準備しておく必要はあると思います.記事では制度的に難しいとありますが,それで国益が損なわれては元も子もありません.必要であれば制度を変えることも含めて対応すべきだと思います.
水源地となっている森林を買いたいという話が良く聞かれることから,即「水源地に触手を伸ばしている実態が明らかになった」とするのはどうかと思いますが,中国では黄河の断水が起こるなど水不足の地域があることも確かですし,可能性をしっかりと認識し,調査しておくことは必要ではないかと思います.中国の企業が西日本を中心に全国各地の水源地を大規模に買収しようとする動きが、昨年から活発化していることが12日、林業関係者への取材で分かった。逼迫(ひっぱく)する本国の水需要を満たすために、日本の水源地を物色しているとみられる。(MSN産経ニュースより)
友人から聞いただけですが,007の最新作では水資源をめぐる争いが背景とされているそうです.ちょっと前までは兵器をめぐる戦いとかだったりしたと思いますが,水は重要な資源であるという認識が徐々に広まりつつあるのかもしれません.
地球環境が変わる中で,日本では豪雨災害が注目されがちですが,水不足が懸念されるようになる地域もあります.欧米では,水災害というと干ばつをイメージすることが多いようですし,どのように水資源を確保するかということに,やっきになる日が来るかもしれません.日本は水が豊かな国ですが,うかうかしていると海外に持っていかれる,なんてことも起るのかもしれません.
といって日本に暮らす人がみんな今すぐ危機感を持つ必要はないと思いますが,誰かが常に気にしておいて必要に応じて対策を打てるよう準備しておく必要はあると思います.記事では制度的に難しいとありますが,それで国益が損なわれては元も子もありません.必要であれば制度を変えることも含めて対応すべきだと思います.
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先日に引き続き,土木学会誌からの話題.
大手ゼネコンで働いている方の書かれた記事ですが,女子高生対象の理工系セミナーでの懇親会で「土木技術者という仕事を初めて知った」という声を多く聞いたそうです.また,橋のデザインをしたいという学生が建築学科に入学するということもあるそうです.
記事にも書かれていますが,旧土木工学系の学科は最近は社会基盤工学とか環境〇〇とか,様々に名称を変更しています(金沢大学も今の学部2年生からは環境デザイン学類です).大学の願書などの学科紹介にも「土木」という言葉がみられなくなっているのでしょう.となれば,「土木」とは何をする分野か高校生が知らなくなっても仕方ないのかもしれません.
私は土木工学科を卒業しましたが,どこで土木という職を知ったというか理解したのか良く覚えていませんが,受験生か大学に入ってからだったかもしれません. 土木という言葉にこだわる気はありませんが,旧土木系の学科が様々な名前になってしまったがために,橋梁設計を学ぶには何という名前の学科に進学すれば良いかがわかりにくくなってしまっているのかもしれません.
改称のきっかけは土木というイメージがあまり学生受けしないということだったりするのだと思いますが,そのために土木が共通して持っていたイメージが失われてしまっているのだとすると,各大学でプラスであっても土木界全体としてはマイナスの効果となっているのかもしれません.
同じ土木出身の友人や後輩は土木という言葉は決して嫌いではないと思いますし,職業としても楽しくやりがいを持って取り組んでいます.土木の外からのイメージを気にして,その呼び方を使わなくなってきているのは本当は良くないことなのかもしれません.もっと自分の分野に自信と誇りを持ってアピールするべきかもしれません. とはいえコロコロ名前を変えるわけにはいきませんし,環境デザインに入ってきた学生に「ここは土木だ!」というのも詐欺のようですし.
先にも書いたとおり大事なのは名前ではないので,どんなことをするのかということを明確に発信することで,自分たちの仕事を知ってもらう努力が大切なのかもしれません.
大手ゼネコンで働いている方の書かれた記事ですが,女子高生対象の理工系セミナーでの懇親会で「土木技術者という仕事を初めて知った」という声を多く聞いたそうです.また,橋のデザインをしたいという学生が建築学科に入学するということもあるそうです.
記事にも書かれていますが,旧土木工学系の学科は最近は社会基盤工学とか環境〇〇とか,様々に名称を変更しています(金沢大学も今の学部2年生からは環境デザイン学類です).大学の願書などの学科紹介にも「土木」という言葉がみられなくなっているのでしょう.となれば,「土木」とは何をする分野か高校生が知らなくなっても仕方ないのかもしれません.
私は土木工学科を卒業しましたが,どこで土木という職を知ったというか理解したのか良く覚えていませんが,受験生か大学に入ってからだったかもしれません. 土木という言葉にこだわる気はありませんが,旧土木系の学科が様々な名前になってしまったがために,橋梁設計を学ぶには何という名前の学科に進学すれば良いかがわかりにくくなってしまっているのかもしれません.
改称のきっかけは土木というイメージがあまり学生受けしないということだったりするのだと思いますが,そのために土木が共通して持っていたイメージが失われてしまっているのだとすると,各大学でプラスであっても土木界全体としてはマイナスの効果となっているのかもしれません.
同じ土木出身の友人や後輩は土木という言葉は決して嫌いではないと思いますし,職業としても楽しくやりがいを持って取り組んでいます.土木の外からのイメージを気にして,その呼び方を使わなくなってきているのは本当は良くないことなのかもしれません.もっと自分の分野に自信と誇りを持ってアピールするべきかもしれません. とはいえコロコロ名前を変えるわけにはいきませんし,環境デザインに入ってきた学生に「ここは土木だ!」というのも詐欺のようですし.
先にも書いたとおり大事なのは名前ではないので,どんなことをするのかということを明確に発信することで,自分たちの仕事を知ってもらう努力が大切なのかもしれません.
先日,Natureで温暖化特集が組まれたと書きましたが,本日届いた土木学会誌に「地球温暖化に立ち向かう土木」という記事が掲載されていました.土木学会誌では地球温暖化に関する話題がたまに載っていましたが,学会でも地球温暖化対策特別委員会をつくり活動をしています(ウェブサイトはこちら).
今回の記事は委員会会長のインタビューと土木が温暖化とどう関わるかということを,影響や活動などの面から紹介するというものでした.私は水循環などの分野については多少知識がありしましたが,日本におけるCO2排出量のうち40%以上が土木・建築の建設活動が絡んだものだということで,効率的な施工の実施やCO2排出の少ない材料を使う必要があるということは初めて知りました.土木分野は適応策を講じることが主たる役割かと思っていたのですが,緩和策実施の可能性も十分あるようです.
どのように活動するかということについては,さほど詳しい内容や新規性の高い内容ではありませんでしたが,一般読者を考えれば仕方ないと思います.これを機会に多くの土木関連の人々が,何らかの形で関わることができるということを知り,自分には何ができるか考えることになれば,委員会の活動も意味のあるものとなると思います.
地球温暖化対策特別委員会会長のインタビューの中に,「温暖化に関する多くの知見を現場で働く土木技術者がきちんと理解するのは簡単ではない」,「大学教員には将来の土木技術者に対して温暖化に関する知見をきちんと伝えてほしい」といったことが書かれていました.私も講義の中で多少話をしていますが,その重要性が高まってきているのだと思います.
学生の持つ国土づくり,まちづくりのイメージはどのようなものかわかりませんが,今後は地球環境抜きに考えることはできないと理解してもらえればと思います.
今回の記事は委員会会長のインタビューと土木が温暖化とどう関わるかということを,影響や活動などの面から紹介するというものでした.私は水循環などの分野については多少知識がありしましたが,日本におけるCO2排出量のうち40%以上が土木・建築の建設活動が絡んだものだということで,効率的な施工の実施やCO2排出の少ない材料を使う必要があるということは初めて知りました.土木分野は適応策を講じることが主たる役割かと思っていたのですが,緩和策実施の可能性も十分あるようです.
どのように活動するかということについては,さほど詳しい内容や新規性の高い内容ではありませんでしたが,一般読者を考えれば仕方ないと思います.これを機会に多くの土木関連の人々が,何らかの形で関わることができるということを知り,自分には何ができるか考えることになれば,委員会の活動も意味のあるものとなると思います.
地球温暖化対策特別委員会会長のインタビューの中に,「温暖化に関する多くの知見を現場で働く土木技術者がきちんと理解するのは簡単ではない」,「大学教員には将来の土木技術者に対して温暖化に関する知見をきちんと伝えてほしい」といったことが書かれていました.私も講義の中で多少話をしていますが,その重要性が高まってきているのだと思います.
学生の持つ国土づくり,まちづくりのイメージはどのようなものかわかりませんが,今後は地球環境抜きに考えることはできないと理解してもらえればと思います.
本日は研究でも教育でも金沢でも石川でもなく,気になった記事があったのでそれに関して.
私も30歳を超え,さらに金沢へ来てから自動車を利用する機会が増え,徐々に体重が増加しつつあるのを感じています.食べすぎないように気をつけたり,自転車通勤などしていますが体重は減る様子はなく,困ったなぁと思わないでもないわけです.
が,本日たまたま厚労省のまとめた「体重変化と死亡率との関連」というのをみかけまして,「意外と悪いことばかりではないかも」と思いました.
簡単にいうと,男性の場合20歳を超えてからの体重が①5キロ以上減った,②5キロ以上増えた,③変化は5キロ未満,とわけた場合,もっとも死亡率が高いのが①で,最も低いのが②とのことでした.体重増加と死亡との関連は薄そうだということなようです(記事はこちら).
歳のせいで体重が増えて…と思いがちですが,それも健康な証拠のひとつとして前向きにとらえようと思います.
私も30歳を超え,さらに金沢へ来てから自動車を利用する機会が増え,徐々に体重が増加しつつあるのを感じています.食べすぎないように気をつけたり,自転車通勤などしていますが体重は減る様子はなく,困ったなぁと思わないでもないわけです.
が,本日たまたま厚労省のまとめた「体重変化と死亡率との関連」というのをみかけまして,「意外と悪いことばかりではないかも」と思いました.
簡単にいうと,男性の場合20歳を超えてからの体重が①5キロ以上減った,②5キロ以上増えた,③変化は5キロ未満,とわけた場合,もっとも死亡率が高いのが①で,最も低いのが②とのことでした.体重増加と死亡との関連は薄そうだということなようです(記事はこちら).
歳のせいで体重が増えて…と思いがちですが,それも健康な証拠のひとつとして前向きにとらえようと思います.
国土交通省RSSより,「一級河川の指定について」との記事(記事と資料はこちら).
社会資本整備審議会での議論を経て,新たに一級河川に指定されものや廃止されるものなどなどあるようですが,このように増えたり減ったりするものだとは,恥ずかしながら知りませんでした.すいません.
資料に詳細があったのでちらっとみてみましたが,新たに直轄事業がおこなわれる河川が指定され,事業が完了するなどしたものが廃止や縮小となるようです.どのような基準で決められているのか疑問だったのですが,どうやら河川の規模などではなく,直轄事業を行うかどうかということのようですね(一級水系は国土保全や経済的に重要という基準があるようですが).
国交省直轄の河川の多くも,将来的には地方自治体に管理が移譲されるようになるはずだったと思いますが,新たに指定される河川があるようでは,それもまだ先のことかもしれません.実際に移譲して,きちんとした河川管理ができるには地方自治体に財源と技術力などが不可欠ですが,それもまだ十分ではないのかもしれません.我が金沢大学からは県庁や市役所など地方自治体に多くの人材を輩出しているようですので,地方分権が進み,中央に頼らず地方自ら国土づくり,国土保全を担う必要が出てきた時に,きちんと考え,実施できる人材を育成せねばいかんですね.
社会資本整備審議会での議論を経て,新たに一級河川に指定されものや廃止されるものなどなどあるようですが,このように増えたり減ったりするものだとは,恥ずかしながら知りませんでした.すいません.
資料に詳細があったのでちらっとみてみましたが,新たに直轄事業がおこなわれる河川が指定され,事業が完了するなどしたものが廃止や縮小となるようです.どのような基準で決められているのか疑問だったのですが,どうやら河川の規模などではなく,直轄事業を行うかどうかということのようですね(一級水系は国土保全や経済的に重要という基準があるようですが).
国交省直轄の河川の多くも,将来的には地方自治体に管理が移譲されるようになるはずだったと思いますが,新たに指定される河川があるようでは,それもまだ先のことかもしれません.実際に移譲して,きちんとした河川管理ができるには地方自治体に財源と技術力などが不可欠ですが,それもまだ十分ではないのかもしれません.我が金沢大学からは県庁や市役所など地方自治体に多くの人材を輩出しているようですので,地方分権が進み,中央に頼らず地方自ら国土づくり,国土保全を担う必要が出てきた時に,きちんと考え,実施できる人材を育成せねばいかんですね.
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