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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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金沢や石川ではありませんが,おとなり富山のニュースです.
富山県が二日発表した二月一日現在の県推計人口は、前月から六百八十七人減少し、百九万九千五百四十三人(男性五十二万九千八百八十七人、女性五十六万九千六百五十六人)となり、一九七九(昭和五十四)年以来、三十年ぶりに百九万人台となった。(富山新聞より)
昨年は日本の人口増加率もマイナスになったとかで,本格的に人口減少時代が始まりつつあるようです.
現在はおよそ110万人の富山県の人口は,記事によれば2035年には90万人を下回るとのことです.あと26年後には人口が現在よりも20万人少なくなるということです.

26年後といえば私もまだ何とか生きているでしょうし,今の小学生くらいの子どもたちは働き盛りという年代でしょう.その時,いまよりも20万人も人が少ないというのは,さすがに他人ごとではないように思います.競争が減って楽になるとか,広い家に住むことができるかもしれないとか,考えようによってはプラスの効果があるかもしれませんが,県にしてみれば税収が減り,企業としては人材の確保が難しくなるということで,生活環境の整備や地域の活性化も今より難しくなるかもしれません.

とはいえ悲観していても始まらないわけで,何とか工夫しなくてはいけません.人口をなんとか増やそうとか現状維持しようというのは,なかなか難しいと思います(もしできるのであれば,これまでも対策を講じていたと思います).やはり少ない人口で地域を成り立たせるにはどうするかを考えるのが正攻法だと思います.

では,どうすれば良いのかということですが,それはすぐに答えが出ることではないと思います.色々な可能性を検討して,実現可能性の高い選択肢をさらに練って練って,というふうに考えていくのでしょう.
これから,富山県だけでなく他の県でも人口減少は起きることと思います.そうしたときに,今回の記事のように具体的な時期と人口予測があれば,どのように地域を成り立たせるかは様々に議論できると思います.
今後のまちづくり,国土づくりにおいては,今まで以上に人口減少が現実味を帯びてきますし,それを考慮することなく現実的な計画の議論はできないのではないでしょうか.
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