忍者ブログ
金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
[71]  [70]  [69]  [68]  [67]  [66]  [65]  [64]  [63]  [62]  [61
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

土木学会MLの中で,2月の論説のお知らせがありました.東京大学の大垣先生と北大名誉教授の丹保先生の書かれたもので,お二人とも水関連の研究に取り組んでこられたということでチェック.記事は一般の方々にもオープンなようなので,こちらよりどうぞ(第21回の論説です).

大垣先生は社会基盤に携わる若手に,世界での活躍の舞台を広げようといった内容のことを書かれていました.私は比較的海外の方々との研究や活動を経験してきたのであまり感じませんでしたが,国内の課題解決ばかり強調することは社会基盤整備という仕事の魅力を減じてしまうというのが大垣先生の危惧のようでした.

私はさほど海外志向が強いわけではないので,あまり気にしたことはありませんが,周囲をみるとゼネコンや建設系コンサルタントで働く友人はけっこう海外での仕事をしています.ただ,これは結果として海外を舞台に働いているということで,彼らは必ずしも世界に飛び出していく,という気持ちで現在の職場を選んだのではないように思います.もしも世界を舞台に働きたいという若い人がいれば,現在そして将来の社会基盤整備には多くの機会があると思います.大垣先生は,そのことをもっと世間に広く知ってもらい,社会基盤を通して世界で活躍したいという気持ちを若者に持ってもらいたいと考えているのかもしれません.

丹保先生の記事は水利用の将来のことに関してでした.主として日本はどうすべきかということを述べておられましたが,それでも世界の中での位置というものを認識しつつ問題に取り組む必要があると思います.

世界を舞台とするか,日本で課題解決をするかは個人の志向やその時々におかれた環境にもよるので,どちらが良いということは言えないと思いますが,どんな場所でも社会基盤整備は生活の基礎を作るものに変わりはないと思います.どこにいても変わらぬ思いで取り組める仕事というのは,ちょっとかっこいいように思います.
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
最新コメント
[11/23 fake bvlgari womens watch]
[11/12 fake love cartier Bangles]
[08/04 bvlgari diamond ring]
最新トラックバック
アクセス解析
プロフィール
HN:
角間で働く准教授
性別:
男性
准教授のいるところ

だいたいこの辺 ↑ です.

(ズーム・写真切替可)
geotargeting

ジオターゲティング
地球の名言


presented by 地球の名言
お天気情報
バーコード
Copyright © 角間で働く准教授のブログ(仮) All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog / ブログテンプレート by naminorito
忍者ブログ [PR]