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Web論壇誌BLOGOSにおちまさと氏の特別寄稿「忘却という名の病」.日本は変わろうとしているのか.
記事の中では,震災後直後にみられた様々な熱情が薄れつつあるのではないかということと,日本人は変わることが苦手ではないかということが述べられています.
確かに,一時ほどそこに向けられた思いのようなものに触れる機会は減っているように感じますが,そのことが震災の記憶が失われたことを意味するものではないと思います.
何かをしなくてはいけないと多くの人が強く思いながら,時が経つにつれて普通の生活をおくることこそが自分にできることであり,求められていることであると,日々暮らしている人も多いと思います.特別なことをしないからといって,思いが失われたと考えるのは拙速ではないでしょうか.
また,日本人は変わろうとしているのか見えてこないといったことが述べられていますが,多くの人が自分の力の及ぶ範囲で何かを変えようと努力しているのではないかと思います.生活の中での努力はなかなか目に見えないかもしれませんし,企業の努力なども必ずしも規模の大きなものではないかもしれません.
また,震災後の様々な議論の中で述べられた新たに求められるであろう技術などについて開発しようと努力する技術者や研究者も少なくないと思います.
こうした動きが目に見えるようになるには,多少の時間がかかるのもやむを得ないのではないかと思います.おち氏がどのくらいのスピードで変わることを期待しているのかわかりませんが,小さくても変わろうとしている動きは多くあると思いますし,それらを信じて自分も自分のできることをしようと思うことが大切ではないかと思います.
そういう意味では記事にある「変わる継続」が大事だと思います.わずかな時間の中で変わらないことを嘆かず,変わる努力を継続していくことの積み重ねが,本当の変化をもたらすはずです.
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