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「日本の実力」という特集が47NEWSで連載されており,第7部は「研究」がテーマです(こちら).
研究といっても色々な側面がありますが,特集では国際貢献,先端とすそ野,頭脳流出という3つの話題が取り上げられています.
いずれも大事な側面ですが,これからも研究者としての活動を長く続けていく可能性の大きい若手としては,「先端とすそ野」の内容が最も気になるところでした.
記事では東大・数物連携宇宙研究機構という新しい研究プログラムが紹介されています.世界トップの研究成果を出すべく大きな予算が配分されていますが,経済状況の悪化や政策の不安定さから,今後に不安があることも否めないとのこと.
また,記事の中では運営費交付金の減額についても触れられていて,そこから配分される研究費は1990年代半ばの半分以下程度まで減少しているとのこと.競争的資金を得れば良いという考えもありますが,成功するかどうか判断するのが難しい研究課題は必ずしも採択されるとは限らず,挑戦的な研究を支える基盤が弱体化する可能性が示唆されています.
競争的資金については旧帝大に集中しているという現状があり,研究者も地方大学から旧帝大に引き抜かれる動きがあるそうです.「日本のためには研究者が分散した方が良い」との意見も紹介されており,それに合わせて多くの機関の間で競争が行われれば,研究レベルも向上するのかもしれません.
日本の研究力は決して低くはないと思いますが,持っている力からすると,今よりも成果が出て然るべきのようです.出るべき成果を出せるような基盤整備について,しっかり考える必要があるということでしょう.
研究といっても色々な側面がありますが,特集では国際貢献,先端とすそ野,頭脳流出という3つの話題が取り上げられています.
いずれも大事な側面ですが,これからも研究者としての活動を長く続けていく可能性の大きい若手としては,「先端とすそ野」の内容が最も気になるところでした.
記事では東大・数物連携宇宙研究機構という新しい研究プログラムが紹介されています.世界トップの研究成果を出すべく大きな予算が配分されていますが,経済状況の悪化や政策の不安定さから,今後に不安があることも否めないとのこと.
また,記事の中では運営費交付金の減額についても触れられていて,そこから配分される研究費は1990年代半ばの半分以下程度まで減少しているとのこと.競争的資金を得れば良いという考えもありますが,成功するかどうか判断するのが難しい研究課題は必ずしも採択されるとは限らず,挑戦的な研究を支える基盤が弱体化する可能性が示唆されています.
競争的資金については旧帝大に集中しているという現状があり,研究者も地方大学から旧帝大に引き抜かれる動きがあるそうです.「日本のためには研究者が分散した方が良い」との意見も紹介されており,それに合わせて多くの機関の間で競争が行われれば,研究レベルも向上するのかもしれません.
日本の研究力は決して低くはないと思いますが,持っている力からすると,今よりも成果が出て然るべきのようです.出るべき成果を出せるような基盤整備について,しっかり考える必要があるということでしょう.
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