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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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本日は金沢大学の卒業式で,夜は私の所属する環境デザイン学類の謝恩会でした.

卒業式とはいっても出席しないペーペーの私にはほとんど関係ないわけで,普段通りに仕事をしていたわけですが,卒業式を終えた教え子が顔を出してくれて,一緒に写真を撮りました.思えば私の机の上にもカメラがおきっぱなしだったので,それでも撮ってもらえば良かったなぁと.

謝恩会では研究室ごとに学生から教員への感謝の言葉と,プレゼントが贈られました.今までも記念写真の入ったフォトフレームなどが贈られることはあったのですが,今年はそれぞれの教員のために学生が準備してくれていました.

私は「はやぶさ」のLEGOを頂いたのですが,相当テンションがあがりましたねぇ.もともとLEGOは好きで研究室にも少し飾っているのですが,はやぶさは買おうかなぁと思いつつも,どうせ宇宙ものなら研究に関係するものがあれば良いのになぁと思ったりもしていて踏み切れなかったので.

何より学生の気遣いが嬉しかったですし,もったいなくてすぐに開けて組み立てる気にはなれません.少なくともしばらくの間は箱のまま飾っておこうと思います.

ともあれ,楽しい謝恩会だったと思いますし,その雰囲気で大学への愛着も深めて頂ければと思ったりした夜でした.
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卒業研究発表会.一昨日には修士論文公聴会を終えまして,少しは気が楽になりますな.
と同時に,しばらく手つかずのままだった多くのことも進めねばなりませんな.

それにしても今年度はなんだかやたらと時間がなかったような感じがします.理由はまぁ何となく検討がつくわけですが,幸いなことにいつまでも続くことではないので,しっかりと研究に取り組みたいですなぁ.うむ.

とりあえず,学生の皆様はごくろうさま.私もご苦労様.などと言いながら20日と29日に締め切りのある仕事を抱えているわけで,がんばらねばなりませんよぉ.
東大が秋入学を検討しているとのニュースを新聞やテレビでも目にしましたが,我が金沢大学でも導入を検討する動きがあるらしいです.ふるさとメディア・北國新聞より.

東大の懇談会が秋入学への全面移行を積極的に検討すべきだとの中間報告をまとめたことについて、金大は19日、秋入学導入を検討する方針を明らかにした。大学憲章に掲げる「東アジアの知の拠点」として、国際化に向けた検討課題と位置付ける。検討組織の設置や具体的なスケジュールは未定という。(北國新聞より)

いやー,びっくりしました.内部にいるにも関わらず,そんな話はとんと聞いたこともありませんでしたから.記事によると,実は2008年から調査などしていたようで.

秋入学となると,就職の時期がずれてしまうのが学生にとっては懸念されるところのようですが,もし多くの大学で一斉に秋入学・卒業となればそれも関係なくなるのかなぁとも思います.春入学にどんな理由があるのか私はわかりませんが,全大学が一斉に秋入学に切り替わっても,少なくとも大学での教育・研究には特段の問題はないように思います.
社会的には影響はあるのかもしれませんが,それも一回切りではないですかね.

東大では入試は従来通りで入学が秋となるようで,この時期に学生が様々な経験をすることを期待しているようですが,教育効果という意味からすると,受験勉強で頭が鍛えられているうちに大学での勉強を開始する方が良いと思うんですよねぇ.半年もあったら,せっかく学んだことも忘れてしまって,大学の講義についていくのが難しいという学生も結構出てくるように思いますんで.
世界に併せるというだけなら,小・中・高・大と秋入学に切り替える年を作って,せーのでやってしまう方が良いんじゃないかと思うんですが.となると,あまりに規模が大きすぎて大変かもしれませんが.
Googleが提供するStreet Viewというサービスがありますが,そのための撮影が金沢大学角間キャンパスで行われるそうです.ということで,疑似的にキャンパスを散策できるようになります.どのくらいの需要があるのかわかりませんが.

サービスが提供される範囲はキャンパス全域からすればごく限られたものですが,角間がどのくらい山奥か,もとい豊かな自然に囲まれたところかを知って頂くことができるかもしれません.金沢大学が山の上にあるということを噂では知っているという方も,これでより金沢大学通になれるはずです.

撮影は近日中のようですが,このところ天気も悪いですし,雨が降ったらどうなるんでしょう.雨の中撮影された景色がStreet Viewでみられるというのも案外良いものかもしれませんが.
最近のサイエンスポータルでの記事で「卓越教授」という肩書の方が紹介されていました.現在の大学の研究職というと,教授,准教授,助教が主たる職名で,一部講師があったり,プロジェクト付の研究員があったり.かくいう私も「特任」助教という,通常の助教とは異なる肩書なのです.

が,「卓越教授」というのは聞いたことがなかったのでGoogleで検索したところ,いくつかの大学でそのような職制があるようです.具体的な内容はわかりませんが,非常に優れた成果が期待されそうな研究者を好待遇で雇用し,大学の研究力を強化しようということのようです.

現在の私の「特任」という立場も,研究予算や学内業務の免除など,優遇されている部分も多いのですが,卓越教授の中には通常の教授よりも給与が20万円も高い(!)ものもあるようです.研究者という職は,必ずしも高収入が期待できるものではありませんが,このような待遇があるとなれば希望する人が多くても不思議ではないと思います.

こうした特殊な採用は地方大学が優秀な研究者を集めるために実施されることが多いようですが,魅力的な待遇であれば研究者にとっても好ましいことに違いありませんし,うまくいけば両者にとってHappyですよねぇ.また,優秀な研究者がちらばることが国全体にとっても良いという考え方もありますし,そうなると大学と研究者の当事者以上に良い効果があるのかもしれません.

研究者の雇用形態も多様化しているというのは間違いないと思いますが,その影響を受けかねない私としては,少しでも魅力的な待遇が提供されるような時代がくればなぁと思ったりする次第です.
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