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研究に時間を割くことが可能なポストなので,それなりの成果を出さねばということで先月半ばあたりから結構がんばりました(それまでも学会準備などでがんばっていましたが).今回は衛星データ同化の研究に専念しましたが,おかげさまで新しい結果も得られ,以前のプログラムコードの間違いが見つかったりと,そこそこ進展しました.納得いくレベルまで達したというわけではありませんが,このまま続けていけば良い軌道に乗りそうです.
が,他の研究テーマも進めないといけなかったりで,果たしてどうなることやら.複数のテーマを同時に進めるのは難しいので,どれかがお休みになってしまうわけですが.マルチタスクをやめれば良いという考えもあるかもしれませんが,研究テーマは複数持つのが良いという先達もいらっしゃいますし,もともと移り気な性質なので,色々やっているのが性にあってるので,まぁ何とかやりくりしてがんばりたいと思います.
発表会は様々な分野の教員の研究が紹介されて,蛾のフェロモンの研究とかショウジョウバエの脳細胞の話とか電子顕微鏡のはなしとかとか,いろいろでした.いずれも専門性の高い内容なので,門外漢の私にはさっぱりわかりませんでしたが.きっと私の発表もさっぱり伝わらなかったのではないかと思います.
とはいえこうした機会があると,それまでに研究を進めねばという気になるので決して悪いことではないと思います.そんなことがなくてもがんばらねばいけないわけですが.自分なりに予定を立ててみたりはしますが,やはり縛りがゆるいので,なかなか.次の発表予定などはありませんが,だからといってたるんではいけないので,今のペースを維持してガンガン進めたいと思います.
今学期は講義の準備に追われることも少ないということで,比較的多くの時間を研究に割くことができておりますが,さらにことのところ集中して研究できそうな期間ができたので,計算機上で色々と作業をしております.
いくつかあるテーマのうち,ちょっと手をつけていなかったものを再開したので,準備的なところからですが.準備とはいえ一日に達成できるのは1ステップが良いところです.もう1ステップ進めると嬉しいなぁと思ったりしますが,大概その日には解決しません.で,翌日あっさり解決したりします.
ということで比較的順調に作業が進んでいたのですが,昨日ハマりました.まぁ昨日も1ステップはこなしたので良しとしますが,昨日解決できなかったことが本日も未解決のままです.新しいことに取り組んでできないのであればまだしも,以前はうまくいったことなので結構悩ましいです.
遠い記憶を色々とたどりながらプログラムのコードや出力ファイルを確認したところ,最初にこのステップに来た時にも同様の不具合が発生したことがわかりました.その時にそれをどうやって解決したのか,バタバタした中で対応したので記録なんぞは残っておらず,悶々としたまま明日に繰越です.どういった状況であれ,問題とその解決策はきちんと記録に残しておかねばいけませんねぇ.
まぁ,いま作業で来ているのは予定されていた学会が延期されたためで,言ってみればボーナスタイムみたいなもので,その中で多少なりとも研究で来ているのはラッキーだし,まぁあまり凹まないようにしたいと思います.研究はスイスイ進むものではありませんから.3歩進んで2歩さがるくらいの気持でいきましょう.
彼の研究内容に関して私が意見を述べることが多いのですが,私が来週学会で発表する内容に関して意見をもらいました.どうやってまとめるか悩んでいたのですが,議論をしながら解析した結果が思いのほか良く,少なくとも「なんじゃこれは」とは言われないものになったと思います.
金沢に来てから以前より自分の時間は多くとれるようになったのですが,議論の相手があまり見つからないというのが現状です.これからこちらの先生や学生と研究に取り組む機会も増えると思いますし,その中で顔を突き合わせて議論できるようになるでしょう.
研究者は孤独というイメージがあるかもしれませんが,議論の中からアイディアが見つかることも多々ありますし,上下関係を気にしない意見のやりとりができないと研究も活発にはなりませんし,そうした学生が育ってくれると良いなぁと思います.
ということで自分で手を動かしながら何やらしているわけですが,データ解析を行ったり数値モデルを設定したりという場合にはたくさんの画面を開きます.気象解析などをしているときには,場の変化をみたりすることもあったりして,そうなると例えば二つの画像を並べたりします.さらに時系列変化も確認しながらとなると3つに増えます.それぞれ描画ソフト(私の場合GrADS)でコマンドを打ちつつということで,操作画面も3つになります.
さらに描画のためのちょっとしたスクリプトを作成するとなると画面が増えます.
エクスプローラでファイル操作したり,PDFの資料なども見ながら,となるとますます増えます.
そんなわけで現在も16個のウィンドウが開いています.
私は二つのディスプレイにそれらを出しながら作業していますが,ピーク時には到底たりません.Alt+Tabとかで画面をウィンドウを切り替えたりするにもたくさん出すぎで出したいウィンドウまででないということもザラです.ディスプレイが4つくらいあればなぁと思ったりするわけですが,書類作成やメールでの仕事の場合にはそんなに必要ないんですよね.
ということで,必要な時だけ画面が広げられるようなディスプレイが欲しいです.スライド式の携帯電話みたいに,今の画面がせりあがって後ろにもう一つ出てきたり,折りたたみ式のディスプレイとかないですかね.なんならポスターみたいに丸めて収納できたり.
そんなディスプレイはないかと思って調べてみましたが,さすがに製品にはなっていないようですが,一年くらい前のディスプレイ展というのでソニーが0.2mmの有機ELディスプレイを出典していたそうです(記事はこちら).商品化されても最初は高いと思いますが,いずれそれが当たり前になるのかもしれません.私がバンバン研究に取り組んでいるうちに安く購入できるようになって欲しいですねぇ.
戻ってから少しの間はメモの整理やらをしていて,実質的にモデルを動かしにかかったのはまだ3日程度なので,さほど精神的に辛くはありませんが,いかんせんコードが読みにくくて仕方ありません.
いま使おうとしているモデルは,将来はわかりませんが現時点では公開の予定が無く,内部向けに作られたものなので,マニュアルなどもさほど充実しているわけでもありません.入出力ファイルの指定もインプットファイルにまとめてあったり,コードの中に書かれていたりで,まぁ一筋縄ではいきません.
公開されている気象モデル等は,きちんと外部向けに整備するという方針に基づいて作成されていて大概理解できるのですが,研究室が有しているモデルというのは往々にして突然変異を起こしながら発展しているような感じで,ろくなドキュメントも残さず数年のサイクルで学生が変わり,しかもその学生が必ずしもプログラミングに詳しくないときているので,蓄積されたものはカオスに近いものです.
こうしたプログラミングソースを読むたびに,「迷宮入りする前にコードを整理せねば」と思うものの,結局はなかなかうまくいかないんですよねぇ.とはいえ今年度からは本格的な研究指導をするわけで,きちんと知識と成果の継承をしていくために,手元に散乱しているコードなどを整理したいと思いますです.
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