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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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古文書等にも記録がある通り,日本では昔から地震が多く発生してきたわけで,時代毎にその対策というものもあったようです.加賀藩江戸上屋敷にも地震時の施設として「地震の間」というのがあったあという話題.ふるさとメディア・北國新聞より.

現在の東大本郷キャンパスにあった加賀藩江戸上屋敷に、「地(じ)震(しん)の間(ま)」と呼ばれる特別な部屋が設置されていたことが、加賀八家の横山家に伝わる絵図で確認された。京都御所に現存する避難部屋「地震殿(じしんでん)」と似た構造だったことも判明。「江戸は地震が多い」と嘆いた江戸詰めの加賀藩士の間には、高い防災意識があったことをうかがわせる。(北國新聞より)

記事によると,地震の間は御殿が倒壊しても影響を受けない距離にあり,火災が発生しても消化しやすいように池などのそばに建てられたとのこと.加賀藩江戸上屋敷にあった地震の間は東大・本郷キャンパスの三四郎池のそばにあったそうで,なるほど,という感じ.

構造も地震により強いものが採用されていたそうで,加賀藩本郷邸のものは京都御所にあった地震の間と同様の構造で,直下型地震にも耐えられるものであったと考えられるそうです.昔の人も色々考えて防災対策をしていたのだなぁと関心させられます.

この話題,石川県限定で終わってしまうんでしょうかね.あるいは三四郎池の辺りに「地震の間がありました」なんて説明文ができるくらいのところまで行ってしまうのか.ちょっと気になります.
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