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今回の研究予算は科学技術振興機構による戦略的創造研究推進事業(CREST)で,東京大学工学系研究科の古米先生を代表とするグループに入れて頂きました.これまで会合やメールでのやり取りを繰り返して採択に至り,とりあえずは嬉しい限りといったところです.
本日はキックオフミーティングということで,同じ研究領域の他の課題の研究内容の発表と領域アドバイザーの方々からの意見を頂くということでしたが,各課題の詳細を聴くのも今回が初めてだったので非常に刺激的かつ興味深く聴くことができました.各アドバイザーの方々からの意見とそれを踏まえた討議も,単に当事者間での意見のやり取りにとどまらず,聴いている側にも色々な示唆を与えるようなものだったので,出席して良かったと思います.
ミーティング後の意見交換会とその後残った方々でちょっと一杯といった場でも,自分が参加する以外のグループの方々ともざっくばらんなお話ができ,交流を深められたという点で非常に良かったと思います.それがすぐに自分の仕事に結び付くというわけではありませんが,色々な方とお話をして,お互いを知ることで今後もしかすると一緒に仕事ができるようになるかもしれませんし,良いことと思います.
まぁアルコールが入ってみんなで楽しく過ごせるというのは何にせよ喜ばしいことには違いないのですが.
これから5年間のプロジェクトで,また顔を合わせることもちょくちょくあると思いますし,これからも交流を深めていければと思います.その中で一緒に面白いことができればこれ幸いということで.
ともあれ打算ではなく,楽しく議論を交わす仲間となっていけることを願って.
ワークショップ二日目.関係する話題のたくさん予定されているのでがんばって聴かねばなりません.
温暖化実験データの公開には,各研究機関のモデル出力を決まったフォーマットに変換したり,データの内容を説明するメタデータを作成したのち,データを国際的に共有するためのサーバにアップデートするといった手続きが必要です.その手続きを行うための各ソフトウェアの現状やら技術的な説明がありましたが,今までは伝聞でしか聞いていなかったので,ようやく大雑把な理解ができた感じです.
私は実際にシステム構築を担当するわけではないので細かなところというよりは,一連の流れを把握して,どのようにシステム整備を進める必要があるか考える立場にある(と思っている)ので大雑把な理解で良いと思っていますが,実際の作業段階ではもうちょっと関連資料など理解しないといけないかもしれません.専門外なのでちょっと辛いですが.
その他各国の気候データ活用に向けたシステム開発や活動の紹介がありましたが,こちらは話題として軽く聞いていました.これまで私が関係したプロジェクトでやってきたようなことも含まれていて,けっこう大変なんだよなぁとか思ったりしましたが,果たしてどのくらい高機能で使い勝手の良いシステムができるのか楽しみではあります.
温暖化実験データ公開のためのシステムを担当する人と多少話もしたところ,必要なサポートはしてくれるとのことでした.今後はメールベースでの意見のやり取りになると思いますが,一度顔を合わせておけば,メールの向こうにいる人が見えるような感じだし,一緒に取り組んでいるという気にもなれるので,会うというのは大切なことだと実感.
そんな感じで二日目は終了.システム実装のためには色々確認すべき点もあると思いますが,取りまとめといる人とつなぎをつけられたということで収穫あり,としておきたいと思います.
ワークショップ一日目.
会場は(たぶん)ハンブルク大学内のZentrun fur Marine und Atmospharische Wissenschaftenというところ.英語だとCenter for Marine and Atmospheric Research.
今回のワークショップは気候関連データの技術的な側面が主たるものですが,各国で進められている次期温暖化実験のシミュレーション結果公開に関する活動紹介もあって,データ公開に多少関連している私も参加することになりました.
一日目はClimate and Forecast convention(CF Convention)というデータ構造に関する約束のようなことが主たるテーマで,後半の議論ではCFを世界標準にするために今後どのように進めていく必要があるのかといったことが話題となりました.結局何か決めるといったことはありませんでしたが,世界で使われるデータ構造が決まるかもしれないワークショップに参加しているのかと思うと,ちょっと不思議な感じです.
とはいえデータ構造を決めるには実際にデータを使う人たちの意見も大事なわけで,ニーズや要望を調べることも必要ではないかといった議論もありました.
初日は必ずしも自分に関係のあるところではありませんでしたが,自分が使うデータのフォーマットが今後どうなっていくかという意味では知っていて損はないことかなと思いました.
とりあえず初日はそんな感じでしたが,時差のせいで夕方は眠くて仕方ありませんでした.明日はもうちょっと時差が抜けていればと.
GO-ESSPというワークショップに参加するために本日よりドイツ・ハンブルクへ.金沢に来てから始めて海外出張です.
東京にいるときは電車で成田まで行っていましたが,まずはそこから違うわけです.小松から成田への直行便は朝に一本あるだけなので,それに乗るために5時起きです.眠い.
ハンブルクまでは成田からフランクフルトを経由.成田からフランクフルトまでは,最近映画を観る機会もなくなったので,4本立て続けに映画をみました.
フランクフルトでの乗り換えは1時間ちょっとある予定が,飛行機が遅れて25分.急いで搭乗ゲートまでいったところ何の情報も出ていなくて,インフォメーションで確認したところゲートが変更.急いでそちらのゲートへ行って,何とか無事乗り継ぎ.
ハンブルクでは空港から街まで直通バスがあるとのことだったのですが,いくら探してもみつからず,インフォメーションに訊いたら,もう運航していないとのこと.結局地下鉄で最寄り駅まで.乗り換えも簡単で,ホテルに近い駅で降りられたので結果オーライ.
最寄り駅からホテルを探すものの全然みつからず,何人もの人に道を訊いて,最終的にハンブルク大学の学生さんと一緒に探してやっと見つかりました.ほっと一安心.学生さんにはただただ感謝するだけです.
ホテルの受付のおじさんは人の良い感じの人で,ほっとさせてくれました.部屋はとても小さかったですが,寝るだけだし,きれいだったので全然OKです.ただ,身長が185cm以上ある人にはベッドは小さいと思いますが.
そんなわけでなんとかハンブルク入り.とっても疲れた一日でした.
北陸電力は富山駅のすぐそばにありますが,今日訪問したのは技術開発研究所というところで,LRTに乗って数駅のところです.今回はじめて富山のLRTに乗りましたが,これまでも路面電車にはさほど乗ったことがないので楽しかったです.たぶんバスや車と違って時間に正確なんだろうなぁと思います.排気ガスも出さないし環境にも良いのでしょう.運賃も均一200円でわかりやすいです.金沢にもできれば良いのにと思いましたが,起伏が多いし,今の自動車交通量を考えると難しいかもしれません.それでも昔は路面電車が走っていたそうですが.
北電技術開発研究所では実際に処理されたデータをみせて頂いて,いろいろ解説もしてもらって非常に参考になりました.私がテーマに考えているもの以外にも面白そうな課題があり,余裕があれば取り組んでみたいと思いますねぇ.データ提供はどうなるかわかりませんが,過去の実績もあるそうなので,大丈夫ではないかと楽観視しています.
打ち合わせ後,同じ敷地内にある水利実験棟で私の研究室の先生と熊大・神戸工専・京大の先生方で造波機を使った実験をやっていた(というかそのついでにデータ提供のお願いに来たのですが)ので見学.なかなか大きな水面水槽で迫力がありました.
今回の実験はまだ試験段階のもので,今後本格的に色々やっていくそうですが,体を動かして実験するのは楽しそうでした.以前は現地観測に行くこともあったのですが,最近はもっぱら計算機を使ってばかりなので,たまには体を動かしたいと思います.まぁ焦らずに,機会があったらそういったテーマにも手をつけていきたいです.
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