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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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27日から気象庁から出される警報・注意報が空間的に細かな情報として提供されるようになるそうですが,民放テレビ局からは細かすぎるとの声があるらしいです.asahi.comより.
気象庁が出す大雨や洪水などの警報、注意報が、27日から市町村単位にきめ細かくなる。ところが多くの民放は「情報が多すぎ、かえって速報性に欠ける」として、これまで通りの地域別で伝えることにした。NHKは市町村単位で伝えるものの、状況によってはやはり地域別にとどめるという。素早い防災対応を促そうとした気象庁の試みは、伝達方法に課題を残した。(asahi.comより)
詳細化された情報は,警報を一通り伝えるだけで15分かかると想定されるそうです.「情報が多すぎて視聴者に不親切」と判断したテレビ局もあったとのこと.

まるで,詳細な情報はあっても無駄のような書かれようですが,広域にわたって電波を発信するテレビという媒体が,あらゆる受信者に対して情報を発信するからそうなるのであって,情報の受け手を限定すれば伝え方も変わりますし,有用な情報になるはずです.

自治体の防災課などで警報の中に自分たちの地域が含まれていた場合のみ情報を取得するようなシステムを作っておけば,被害の特定にも役立つはずですし,その自治体が警報を出すなどするのであれば,はずれリスクも小さくなるのではないかと思います.
一般の人向けにも,ケーブルテレビ局などで同様のシステムを作って,専用チャンネルなど準備しておけば良いかもしれませんし,専用チャンネルなどみないというのであれば,ケーブルテレビのチューナーに警報が出た際にお知らせする何らかの機能を付けても良いかもしれません.あるいは,できるかわかりませんが,ケーブルテレビ局が番組にテロップを追加するとか.

そもそもテレビが情報伝達の唯一の手段ではないわけですし,詳細情報を提供するのは一般の方々ばかりとも限りませんから,記事としては片手落ちな感じがします.気象庁がテレビ局のみに詳細情報を伝えるのであれば確かにそうかもしれませんが,多分違うと思います.

記事はどうあれ,詳細情報をどういかすのかという仕組みを色々なところで考え,防災力の向上につながることを期待です.
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