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本日は温暖化実験結果の解析に関する打ち合わせで東京の国立情報学研究所(NII).
NIIは皇居のすぐそば,地下鉄東西線の竹橋から歩いてすぐですが,やっぱり東京は都会ですねえ.場所的には大都会を感じさせるところではないのですが,角間の山の上とは大違いです.うらやましいのは,近くにある毎日新聞社ビルの地下にたくさんのレストランが入っていることですかね.
それはさておき打ち合わせですが,情報系の方との協働ということで,温暖化実験の再現性を調べるためにどんなツールを開発できるかということを議論しました.まず手始めとしては平均場の比較や差分をとって差の大きい領域と調べるとか,簡単なデータ処理から取り組んではという感じで議論を始めたわけですが,それでは研究としての新規性やオリジナリティをどう出すかということがなかなか見当たらないなぁという話になりました.
比較的簡単な処理となると,方法としては疑いようがないわけで,結果も受け入れられやすいですし,ツールとしても様々な人に使って頂ける可能性がある半面,やはり新規性が問われます.逆に,凝った処理は新規性があるかもしれませんが,その処理が果たして信頼に足る手法なのかがまず問題で,結果の解釈が容易であるかといったこともあり,広く使ってもらえるかは難しいのではということになりました.
とはいえ,数多くの温暖化実験結果に関してまとまった知見が得られる論文や情報源がないのが現状ですし,そうした情報提供に資するものを考えてみようということになりました.まずはたたき台を作るというところから始まると思います.まぁ私はツールを作れるほどの知識や技術を持っていないので,もっぱら好き勝手に意見を言わせて頂く係にすぎないのですが.
今日話したツールは,私にとっては非常に有用なのは当然ですが,温暖化データを使いたいと考えている研究者にも意味ある情報を提供することになると思います.充実したコンテンツを備えて,いずれ公開できるようになればと思います.
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