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金沢大学角間キャンパスで働く准教授のブログです.大学や金沢での生活や,その他もろもろです.
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河川環境管理財団・名古屋事務所にて研究打ち合わせ.

名工大の先生と私の研究の進捗報告と,今後の進め方について.自分なりの予定は持っていましたが,他の方の解析結果や意見など聞くと,「こんな切り口もありそうだな」と新しいアイディアが浮かぶものですな.
普段は周囲に議論をする相手があまりいないので,積極的に出ていくのも手かなと思いました.出ていってばかりでは肝心の研究作業ができないので,それも問題ですが.

日帰りでしたが,今日は疲れましたねぇ.東京日帰りより疲れた感じがします.「しらさぎ」は「はくたか」より揺れるような気がするし,そのせいかな.
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丸ノ内線に乗ったら,「明日9月1日の防災の日に合わせて,一部車両で徐行運転等を行います…」といったアナウンスがありました.なるほど,防災の日ですか.昨日の西武線もそれに合わせてなのですね.

ということで本日も東京滞在中.内閣府に呼ばれて霞ヶ関まで.

お仕事は午前中で終わり,昼食を国交省にいる後輩と一緒に.霞ヶ関なんぞ当然不案内なわけで,後輩にまかせると「農水省の食堂に行ってみませんか」と.行ってみると,なかなか盛況でした.好きなおかずを選んでレジで支払いを済ませるという,ふつうの社食や学食と同じでしたが,それぞれのメニューに自給率が書かれていました.どの食材がどのくらいの自給率だったか忘れましたが,嫌でも自給率という言葉は頭に残ると思います.農水省,ナイス戦略.ただ,書かれていた自給率が全国的にそのくらいなのか,あるいは食堂で使っている食材なのかは未確認ですが.

農水省食堂は職員証や入館証がなくても入れるので,近くに行ったら話のタネに訪れるのも良いかも.値段は普通の定食屋さんくらいで特別安くはありませんが.それから,並んでお蕎麦屋さんもあるようですが,そちらははかなり混んでいました.
本日は国交省のお仕事で東京に出張.

仕事とは直接関係のない話題ですが,移動の際に乗った西武線で「○月×日に大規模地震発生を想定した訓練のため,列車の徐行運転を予定しております.ご乗車の皆様にはご迷惑おかけしますが,何卒ご理解のほど宜しくお願いいたします.」といったアナウンスが流れていました.

災害訓練の一環であることは明白ですが,私が東京で暮らしていた30数年(そのうち電車を頻繁に使っていたのは15年くらいだと思いますが),この類のアナウンスを聞いたことはなかったように思います.関東地方にそれだけ地震発生の懸念が広がっているということなのか,あるいはたまたま「地震に備えた訓練でもしてみようか」といった気分が盛り上がった時期に当たったのかわかりませんが,私としては今まで経験したことのなかったことなので,ちょっとびっくりしました.

鉄道業務は公共交通機関として,比較的利益を追求するばかりの存在ではないことが考えられますが,それでも乗客からの苦情が来そうな活動や,いくばくかの経済的損失が想定されるような活動は避けるのではないかと思います.それでもなお,そのような訓練をするのはそれなりの懸念があってのことなのだろうかとか,ついついうがった見方をしないこともありませんが,事情を把握していない身としては,色々考えるのはやめておうが方が良いのかもしれません.

いずれにせよ,企業が経営を一時的に圧迫するするような活動もしているということを,利用者がどう考えるか.不便だと捉えるか,あるいは個人レベルでの災害への備えも必要かなと考えるか,が大事なのかもしれません.
本日はCRESTでの研究活動報告と領域アドバイザーの先生方との意見交換のためのサイトビジットで東大まで.

水利用に関する課題の中でも,私が参加させて頂いているチームは非常に多くの研究者が集まっていて,水資源・水利用に関する分野はほぼ網羅されているのではないかと思うくらいです.
そんなわけなんで,研究活動報告も聴いていてさっぱりなものもありました.私はもっぱら水の「量」を対象に研究してますが,水には「質」の側面もあって,DNAとかウィルスとか,しかも研究レベルですから.まぁーわかりません.それに比べると私の研究内容はなんとなく他の方にも感じくらいはわかってもらえるのですが,メンバーの研究内容がわからない者が同じチームにいてよいものか,ちょっと恥ずかしくなります.

我々のような土木寄りの分野の人間が量的な水の問題をクリアしても,質的に使えないと言われてしまえば水資源の問題は解決しないわけで,水質の人達の活動も何となくで良いからしっておかねばいかんのかなぁと思いました.そうした意味で,今回のチームに入れて頂いたのは良い勉強の機会になるかもしれません.

メンバーが多いぶん研究報告に時間がかかったせいか,あるいは分野が多岐にわたりすぎて,アドバイザーの方々も悩まれたのかわかりませんが,次々意見が出てくるという感じではありませんでした.
そんななか,分野が多岐にわたる我々のチームには水利用のグランドデザインを提案して欲しいとのご意見がありました.そしていずれは,そうした考え方が国内だけでなく,広くアジアや他の地域にも広まって欲しいと.なかなか壮大ではありますが,環境の世紀ともいわれる時代に,そうした課題に取り組むことができるのは喜ばしいことだと思います.

ということで無事サイトビジットは終了.プロジェクトはまだ4年以上ありますが,研究成果を出すとともに成長したいものです.
国家基幹技術の一部として活動している「データ統合・解析システム(DIAS)」の第4回フォーラムに参加.東京大学・鉄門記念講堂にて.

平成18年から始まり,今年度で終了のプロジェクトですが,総合科学技術会議が平成23年度科学・技術重要施策アクションプラン(こちらから)にも名前を挙げて高度化・拡張を実施することと記載されているので,まだ少しの間は活動が続くのではないかと思います.

時間の制約で,個別の研究事例の発表はポスターセッションのみで,フレームワーク等に関するプレゼンテーションが主たるものでしたが,東京大学・生産技術研究所の喜連川教授の「あれば便利なものではなく,使わざるを得ないものの開発」という言葉が頭に残りました.一応DIASの活動としてこっそり進めていることは,イノベーションといえるほどのものではありませんが,個人的にはかなり有用だし,ニーズも多いものだと思っているので,今後のやり方しだいでは「使わざるを得ないもの」になるんじゃないかなぁという気もするので,うまくやらねばと思う次第であります.

最後のぱんるディスカッションでは,今後どのように発展していくべきかという議論がなされて,今ある課題だけでなく,新たな課題の発見にも取り組むべきではないかという意見がある一方,顕在化している課題の中にも解決の方向性すら見出せないものもあり,そういうものに集中して取り組むことがあっても良いのではという意見ありました.
また,活動が保証されているのかわかりませんが.2020年には日本の地球観測データの90%をカバーするシステムとするという野心的な目標も挙げられており,実現したらとんでもないものになるのではないかと思います.90%となれば気象庁の観測データ等も当然含まれると思いますし,現在のフレームワークを大きく越える組織間の連携が必要になるはずです.
集めたデータをどう活用して社会利益に結びつけるかがDIASの肝なわけですが,90%のデータを相手にするとなれば利益分野も多様化し,ひとつのプロジェクトには収まりきらないのではという気もしますが,まぁ私のような下っ端は気にする必要もないでしょう.

また,先の目標としては世界の地球環境データ利用のハブとなることが挙げられています.これまた野心的ですが,まずは目標を設定しないことにはそこに近づくことすらできないと思うので,掲げるには良いと思います.「言っておいてできないじゃないか」と,マニフェスト違反のようなことをいわれると困りますが,研究には不確定要素はつきものなので,まずは努力を見守ってほしいと思います.

いちおう私もDIASメンバーの一員なので,今回のフォーラムからあまり新しい情報を得たとかいうことはありませんでしたが,まだちょっと続きそうというのと,今後どんな気持ちで取り組んでいくのが良いのかを考える機会にはなったと思います.
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